【第二外国語】新入生必見!第二外国語ででフランス語を選ぶメリット、デメリット【ちゃんと勉強したい人向け版】

choosing french as a second language in Uni!

大学の第二外国語ででフランス語を選ぶメリット、デメリット

【ちゃんと勉強したい人向け】

大学で第二外国語を選ばなくちゃいけないけど、何が将来使えるんだろう。。

とりあえず第二外国語を選択しなくちゃいけないけどまだ決めきれてない

第二外国語でフランス語選択って使えるの使えないの?

大学受験がやっと終わり、入学して一番最初の自由に選べるものの一つ、「履修登録」

その中でも、頭を迷わせるものの一つが、「第二外国語」ですよね。

私も、大学に入学した後に、履修登録の案内をみてどうしようか悩みに悩んだ記憶があります。

大都市で一人暮らしを始めたり、仲の良かった高校、予備校時代の友達と別れてしまって、ひとりにになってしまったりすると、どう選択すればわからなくなってしまうことも。

でも、せっかく大学受験が終わって、自分の勉強したいことを勉強できるから、第二外国語もちゃんと選びたい!きちんと勉強したい!

そんな、第二外国語を「後悔なく選びたい」「ちゃんと勉強したい!」と言う方に、フランス語を選択するメリット、デメリットをまとめました!

バゲちゃん

私は大学からフランス語を勉強し始めましたが、フランス語を勉強したおかげでフランスの大学院に正規留学をすることができました。フランス語勉強してよかった!

大学で選択しなくてはいけない『第二外国語』

多くの大学で設置されている「第二外国語」科目

その多くは、2〜4単位で設置され、大学入学初年度の選択科目として卒業単位に組み込まれていることが多いです。

東京大学の新入生は、必ず「第二外国語」を履修することになります。1年間をかけて習得します。選べる言語は、ドイツ語、中国語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、韓国朝鮮語の七か国語です。 必修の授業で、「進学選択」でも大きくかかわってきます。

https://www.utcoop.or.jp/start/language/daini.html

例えば、このように東京大学では、必修科目として、ドイツ語、中国語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、韓国朝鮮語が「選択必修科目」として設置されていることがわかります。

私の大学の場合も、フランス語の他にスペイン語、中国語、韓国語が第二外国語として設定されており、選択必修科目として学生を苦しめていました。

第二外国語が「必修科目」「選択必修科目」になっている場合、卒業するためにはきちんとそれらの単位を修了する必要があります

つまり、第二外国語科目は多くの学生にとって平等に与えられた、英語以外の言語に触れられる機会になっているわけです。

第二外国語でフランス語を選ぶメリット

そもそも、第二外国語を学習すること自体、自分自身の知見を広げたり、得られる情報を増やすことができ流ので、何を選んでもマイナスになるというようなことはないのでしょうか。

それに加えて、フランス語は国際的に広く認知されている言語であり、英語と同様に国際言語であるといえます。

話者が多い

フランス語を選択するメリットの一つとして、話者数が多いことが挙げられます

フランス語を話すことのできる人の数は、資料にもよりますが、約2億人から3億人。

その中には、人口がこれから増え続けることが期待できるアフリカの国々も含まれているため、増加傾向が見込めるでしょう。

由緒ある歴史のある、フランス語の語学学校、アテネフランセによると、フランス、ベルギー、スイス、モナコ、ルクセンブルク、ガボン、カメルーン、ギニア、コートジボワール、コモロ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ジブチ、セーシェル、セネガル、チャド、トーゴ、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マダガスカル、マリ、モーリシャス、ルワンダ、中央アフリカ、赤道ギニア、カナダ、ハイチなどの国でフランス語は公用語として話されています。

さらに、カナダのケベック州や、フランス本国では自国の言語が他の言語に侵食され、変化するのを防ぐために、言語保護政策が行われています。

このことにより、観光地でさえも英語を話すことを断る人がいるなど、英語とは一定の距離感にあることが伺えます。

つまり

フランス語を話せることは、英語を話せることとは異なる価値がある!

国際的に立場の高い言語である

また、フランス語を選択するべき理由として、フランス語が国際的に認められていることが挙げられます。

例えば、国連の公用語は複数個ありますが、事務局などの常用後に選ばれている言語は、

  • 英語
  • フランス語

ふたつのみです。

憲章が規定する国連の公用語は中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語の5カ国語であるが、時の経過とともに総会、安全保障理事会、経済社会理事会の用語は6カ国語(アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語)に拡大された。これらの用語のうちフランス語と英語が事務局と国際司法裁判所の常用語である。

https://www.unic.or.jp/info/un/charter/membership_language/#:~:text=%E6%86%B2%E7%AB%A0%E3%81%8C%E8%A6%8F%E5%AE%9A%E3%81%99%E3%82%8B%E5%9B%BD%E9%80%A3,%E8%AA%9E%EF%BC%89%E3%81%AB%E6%8B%A1%E5%A4%A7%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%82

国連の成り立ちの歴史から考えるに、フランス語が常用語の一つとして認められている理由が伺えます。

また、日本では、フランス語表記が並列されている看板などは、あまり多く見かけませんが、海外の空港などにいくと、フランス語での表記が併記されているものも多く見かけ、フランス語の立場が強いことがわかります。

他の大学の授業に活用できる

上記の二つのメリットには及びませんが、大学の授業中で活用できる場合があります。

特に、

  • 哲学
  • 人文
  • 歴史

系の授業では、ほぼ必ず一人はフランス人の思想家や政治家の名前を聞くことになるでしょう。

例えば、かの有名なルソーの書いた『社会契約論』は原文ではフランス語で書かれています。

人文系の勉強をするとき、フランスの歴史に全く触れずに勉強するのは不可能とも言えるでしょう。

私自身、大学で美術史の授業を取った時、作品名がフランス語で書かれているものが多く、理解の助けになりました。

しかし、このような大学の授業でフランス語に触れる際は、ほぼ必ず日本語訳も併記されていたり、日本語に翻訳されているものを授業に使うので、そこまで「役に立った!」と思えるほどの効果は期待できません。

第二外国語でフランス語を選ぶデメリット

ビジネスシーンでは、フランス語しか話せない人は少ない

残念ながら、フランス語を選ぶデメリットとして、

ビジネスシーンではフランス語を生かす機会が少ない

ことが挙げられます。

理由はとても簡単で、日本人が外資企業で働いたり、国際的に活躍できるような環境で働く場合、その取引先の相手が、フランス人などの母国語が英語でない人でも、英語を話せることが多いからです。

フランスの街中にいる人で、英語も話せる人はそこまで多くはありませんが、フランス語の英語教育は日本のものと比べると、発達しており、きちんと勉強してきた人は英語を話すことができます。

つまり、ビジネスシーンでは、フランス語を話すことができることが直接的なメリットになりにくいということでもあります。

しかし、もちろん、フランス人と英語で話していても、自分がフランス語を話せるということを伝えるだけで、相手の印象はよくなることも。

もし自分が相手とコミュニケーションをとっているときに、日本語を話してくれたら、とっても嬉しいですよね。

まとめ

バゲちゃん

第二外国語としてフランス語を選ぶのも一つの手かも!

第二外国語としてフランス語をきちんと勉強するメリットを見てきました。

やはり、フランス語が国際的に有用な言語であることがわかりましたね。

また、フランス語をきちんと勉強し、資格を取ることで、単位を与えてくれる授業も大学によっては存在します。

大学生の第二外国語として、私は「フランス語はとても有効である」と考えています。

ゆっくり考えて、後悔のない選択をしてくださいね!

そんなに頑張りたくない人はこちらをどうぞ!