
- 身長が高めで困っている。
- 身長が高い人はどんなことに困っているのか知りたい
- 自分は平均身長だけど、自分より高い人はどんな感じに生活しているのか気になる

この記事はそんな方向けに書いています!
こんにちは。バゲちゃんです。
突然ですが、身長って日本人にとって馴染み深いトピックですよね。
外見的な特徴としては、顔と並んで「どう頑張っても一眼でわかってしまう」部位のうちの一つ。
人によっては、コンプレックスであったり、自分の自慢に思うポイントだったり、色々な受け止め方がある身体的な特徴であると思います。
一般的には、特に男性は身長は高めの方がいいとされていますが、果たして本当にいいことしかないのか、私の体験談から困ることをまとめてみました。

私は、身長が180センチ後半あるので、周りの人に「身長高いねー」とよく言われます。
日本人の平均身長
2018年度の文部科学省による体格測定の結果によると、日本人の平均身長としては以下のように発表されています。
男性では、
- 20〜24才:171.95cm
- 24〜29才:172.11cm
- 30〜34才:172.01cm
女性では、
- 20〜24才:158.71cm
- 24〜29才:158.84cm
- 30〜34才:158.73cm

日本人の若年層のおおよその平均として、以下のことが言えそうです。
男性の平均身長、「172cm」
女性の平均身長、「158cm」
私の身長経歴
そして、私の身長ですが2021年にきちんとした医療機関で計測したところ、186cmでした。
先程の文部科学省による発表の標準偏差を元にして計算すると、身長偏差値「74.8」と言うことになります。
人口のうちの身長が標準分布だとすると、上位0.6%の位置に属していることになります。
もともと、親戚や両親の身長は高くなく、自分自身の身長もそこまで伸びないと小さい頃は思っていました。
しかし、学年を追うごとにどんどん高くなり始め、高校生の頃には学年の中でも3位ぐらいの身長になりました。

身長が高くて困ること
身長が高いことは、一般的に良いことであるとされがちですが、もちろん悪いことも多く存在します。

服とか綺麗に着られるし、やからにナメられることもないんじゃないの?

確かにそれもメリットとしてあるけど、他に大変なことも多いよ。。
- 成長痛がきつい、肉割れができがち
- 腰痛になる
- 怖がられる
- 洋服が見つからない
- 車の中で窮屈になりがち
成長痛がきつい、肉割れができがち
まず、最初に身長が高くて困ることとしては、「成長痛や肉割れに悩まされがち」なことです。
身長が高くなることで避けられないのが、急激な身体の変化に体がついていかないことによる不具合。その例として、成長痛や肉割れが挙げられます。
成長痛は特に足(下肢)で発生する成長期独特有の痛みのことを指します。
また、肉割れは皮膚が過度に引っ張られることで、皮膚の中の真皮層が避けてしまい、皮膚が白っぽく見えたり、赤っぽく見えたりしてしまう症状のこと。同様の症状は妊娠をした女性にも見受けられ、その場合は妊娠線とも呼ばれます。
私の場合、この成長痛と肉割れの両方に苦しめられました。
特に、中学生の頃は、一年間で5cmほど伸びるときもあり、当時は成長痛に苦しめられました。対策として、毎晩お風呂にじっくり使って体を温めたり、適度に体を動かしたり対策をしていましたが、結局どれも成長痛の解決には繋がらず、結局、成長期が終わるまで、痛みは続きました。
成長期が終わりかけてた頃に起きたのが、鼠蹊部の肉割れです。
成長期が終わりかけてきた頃、鼠蹊部の皮膚が成長についていけなくなった結果、鼠蹊部で肉割れが発生してしまいました。

イメージとしては、こんな感じ。性器まわりに漫画の集中線を引くかのような肉割れができてしまい、自分の身体的なコンプレックスの一つになってしまいました。
できた当初は、内側の血管が浮き出て赤く見えがちだったのですが、徐々に時間を経過することで、徐々に白っぽく目立ちにくくなっていきました。
腰痛になる
身長が高いことで困った二つ目のことは、「腰痛になりがち」と言うことです。
身長が高いということは、その身長を支えるのに、平均身長の人と比べると多くの筋肉を必要とします。重心が高い人と、低い人ではどちらが安定感があるかとイメージすれば、わかりやすいでしょうか。私自身も、腰痛に悩まされているうちの一人でもあります。
また、そもそも、日本の建物は低めに設計されていることが多く、頭を屈めないといけない場所が多く存在し、それによって腰痛が加速することも。
例えば、以下のような場所。
- 旅館の鴨居
- 新宿などの駅の地下街
- 階段
- 飲食店のドア
このような場所では、強制的に頭を屈めさせられ、正しい姿勢を保つのが難しくなってしまい、腰に負担のかかる屈んだ姿勢にならなくてはいけません。

私は、それに加えて、人と話すときに目線を同じにしようとする癖があるので、友達と話すときも屈む姿勢になり、より腰痛を加速させています。
怖がられる
身長が高いことで困る、三つ目のことは、「人に(とくに女性に)怖がられやすい」と言うことです。
例えば、若年層の女性の平均身長は158センチであるため、僕(186センチ)との身長差はおおよそ28センチになります。倍率にして、1.17 倍。
体格差は、身長差の3乗(身長×幅×厚み)なので、体格差1.6倍になります。
もし自分の目の前に、自分より1.6倍も大きい生物が現れた場合、恐怖を感じてしまう方も多いのではないのでしょうか。

(写真はイメージです)

私が、女性の友達と話していると、「初対面は怖かった」と言われることが多く、ちょっとショックを受けています。
洋服が見つからない
身長が高いことで困る4つ目のことは、「洋服が見つからない」と言うことです。
洋服メーカーは、体格がおおきい方向けに、XLやXXLといった大きいサイズの洋服を展開していますが、それらの洋服は「身長がある人」と言うよりも「太っている人」や「筋肉で体が大きくなっている人向けのもの。
実際に寸法をみてみると、お腹周りが大きく設計されているのにもかかわらず、腕のサイズは通常のLサイズと同様の長さになっていたりするなど、「身長が高い人向けデザイン」ではないものも多くあります。
また、そもそも取扱のサイズでXLがないタイプの服もあり、選択肢の時点で身長高い人をターゲットにしていない、と言ったブランドも存在します。

私は、日本のとある国民的ブランドのアウターのデザインが気に入って、わざわざ店舗まで出向いて試着をしたのですが、「お腹周りは大きいのに腕が短いため、バランスがよく見えない」と言った雰囲気になってしまい、悲しい経験をしたことがあります。
しかし、最近は「無印良品」などで、海外サイズのものを逆輸入しているものもあり、選択肢の幅が広がってきています。
車の中で窮屈になりがち
身長が高いことで感じる不便な点、最後の一つは、「車のなかで窮屈になりがち」と言うことです。
ただでさえ、乗用車は社内で足を伸ばせるほど広々としたものは少ないですが、身長が高くなるとよりいっそう窮屈になります。
場合によっては、頭が車内の天井にくっついてしまうことも。

まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
一般的に、身長が高いことがいいことだとされていますが、意外とそう言うわけでもないということがおわかりいただけたでしょうか。
身長の悩みは人それぞれ。お互いに尊重しあえるといいですね。