
Reasons to buy postcards
展示グッズとしてポストカードを買うべき理由と、その活用法
- 展覧会のお土産、何を買おうかなあ。。
- 展覧会の記念に何か買いたいけど、カサばるのは困る。。
- 企画展って、グッズ展開が多くて何を選べばいいのか困る。。

この記事はそんな方向けに書いています!
こんにちは!バゲちゃんです。
この記事を読んでくださっている方は、博物館や美術館に興味がある方が多いかと思いますが、企画展や常設展を鑑賞しに博物館や美術館に訪れた時、お土産や記念品として、何を買えばいいか迷ったことはありませんか。
一つの企画展をとっても、そのグッズ展開はさまざま。例えば、定石通りだと、以下のようなものはよく見かけますよね。
- ペン
- Tシャツ
- ポスター
- レプリカ
- お菓子
- ぬいぐるみ
- ポストカード
実際、このようなグッズは、どの企画展に行っても、ほとんど絶対と言っていいほど、売り場に並んでいます。

私自身、国内外の50を超える博物館、美術館の企画展や常設展を鑑賞してきましたが、このような「テッパングッズ」を置いていない美術館や博物館をみたことがありません。
そんな、幅広い展示のグッズの中でも、私はポストカードをとりあえず買うことをお勧めします!
展示グッズの中でも、ポストカードを買う理由。

企画展や常設展を鑑賞し終わった後に、入るショップにはさまざまなグッズが並んでいますが、その中でも、一際広いスペースで展示してあった美術品、博物品を色鮮やかに写し取り、ずらっと並ぶポストカードたち。
売り場にあっても、「絶対に買って帰る」と決めて買って帰るかたは、少ないのではないのでしょうか。
しかし、展覧会を見に行って、ポストカードを全く買わないのは、勿体無い!ポストカードをお土産に買うことには、こんなメリットがあるんですよ!

私は、年間最低でも20個以上の展覧会に足を向けていますが、そのお土産として、ポストカードを企画展につき数枚、絶対に買っています!
自分が気にいった作品のグッズとして、持ち帰りやすい。
まず、初めにポストカードを購入するべき理由として、気に入った作品のグッズをお土産として家に持ち帰りやすいことが挙げられます。
そもそも、ポストカードはその制作の手間が、他のペンなどの立体物と比べると低いことからか、展示している芸術品や博物品を幅広く扱っていることが多いです。
例えば、企画展のポスターやチケットに載っているような、有名だったり、目玉となる作品は、ポストカード以外にも、ペンやポスター、Tシャツとして、幅広く展示されています。
しかし、企画展のポスターやチケットに載っていない絵画などの品のグッズは、ポスターに載っているものと比べると、どうしても、グッズ展開が少なくなってしまいがちですよね。
ポスターに載っているような作品>>>>ポスターに載っていない作品
企画展に行くことで、自分の知らない芸術品や、自分が興味を持ってこなかった芸術品と思わぬ形で、出会えるということがありますが、その「気に入った作品」がグッズとして販売されていなかったりすると、残念な気持ちになってしまいますよね。
企画展に行く時、「自分がみたいと思った作品を見にいく」という人も多いですが、「自分が見たことがない作品をみて、自分の感性の幅を広げたい」と考えている方も多いのではないのでしょうか。
そんなお土産にしたい作品が、ポスターなどの形でグッズ展開していなくても、ポストカードならその作品が印刷され販売されていている場合が多く、自分の気に入ったものをほぼ確実におうちに持ち帰ることができます。
ポストカード>>>文房具、お菓子>>>ポスター、Tシャツ

自分の気に入った作品がグッズとして売られていなくても、ポストカードでなら販売されていることが多いよ!
お手頃である。
企画展のお土産に、ポストカードを買う理由として、「ポストカードが他のグッズと比較してお手頃な値段である」ということです。
ポストカードは、企画展で展開されているグッズの中でも、抜群にお手頃です。
企画展で展開されているグッズの大まかな費用としては、以下のような感じ。
- ポストカード 100〜200円
- ペン 500〜1000円
- お菓子 500〜2000円
- ポスター 1000円〜3000円
- Tシャツ 3000〜4500円
上記の表をみてもわかるように、ポストカードの価格は展覧会で購入できるグッズとして購入できるものと比較すると、圧倒的にお手頃。
もしも、30〜40個ほどポストカードが販売されていて、その全てを買うとしてもおおよそ、3000円〜4000円ほど。Tシャツ一枚を買うのと同じような値段で購入することができます。
もちろん、そんな企画展に行くたびにそんな大量にポストカードを購入をする方は少ないかもしれませんが、企画展のたびにポストカードを二、三枚ほど買っていても、お財布に痛いということはありません。
美術館や博物館は、お金をあまりかけずに美術品や博物品を楽しめることが魅力の一つですし、そのお土産をお手頃に買えるのは、とっても嬉しいですよね。

私は企画展を鑑賞するたびに、ポストカードを購入していますが、一回につき200円から300円ほどなので、学生の私にもお財布は全然痛くありません!
たくさん買っても、かさばらない。
企画展のお土産としてポストカードを買うべき更なる理由として、「ポストカードは購入してもかさばらない」ということが挙げられます。
ポストカードは、大体のサイズとして一般的な手紙のサイズであるということが多いです。また、基本的に紙でできているため、その厚さもほぼないと行ってもいいでしょう。
そのため、持ち歩く際も手間にならないですし、家に持って帰ってからも場所を取りません。
企画展を訪れる際、その前後にご飯に行ったり、近くの名所に行く人も多いのではないのでしょうか。
実際、企画展を訪れる時間は、平均して1〜2時間ほど。また、美術館や博物館は比較的都心部に位置していることが多く、往復に時間がある程度かかってしまう上に、展示をみた後に他の見どころになるような場所が多く存在する地域にあることが多いです。
つまり、企画展を訪れる際は、その企画展以外に過ごす時間もそれなりに多いということです。
展示をみた後に、近くのレストランで時間を潰したり、観光名所に行ったり、帰りの電車の時間を考えると、Tシャツなどのかさばるものを持ち歩くのはなかなか大変。
Tシャツなどを気に入った場合に購入する場合は結構ですが、「企画展のお土産として漠然と何か欲しいなあ」と考えている場合、ポストカードのようなかさばらないものを購入する方がオススメです!
また、ポストカードなら、購入しても家でかさばることがありません。
気に入って買った作品のお土産だとしても、それらのグッズのせいで家の中に煩雑に増えてきたら正直、嫌ですよね。
特に、企画展で制作されているグッズは、作品や作家を元にしているので、デザインや色使いが奇抜であったり、派手であるものも多いですよね。

例えば、印象派の作品を扱った企画展では、印象派に独特の明るい原色を使ったグズが多く、家に置いたときにごちゃごちゃしちゃうだろうなと感じました
ポストカードも、作品がプリントされているため表面上は色合いやデザインは奇抜なものが多いですが、重ねて収納したり、ファイルに綺麗に整頓して収納することができます。
そのため、ペンやTシャツのような立体的なものや、ポスターなどの大きなものより、収納がしやすいです。他の展示に行った時に購入したものと比較しやすい。どんなポストカードを買うべきか。
ポストカードのオススメの活用方法。
ポストカードを購入するメリットをご紹介してきましたが、ポストカードはペンやTシャツなどと異なり、実用性が目に見えにくいため、購入してもどうすれば良いかわからなくなってしまうこともありがち。。
せっかくお土産としてポストカードを購入しても、引き出しの中で眠らせてしまっては思い出も風化してしまいます。
こちらでは、ポストカードをお土産として購入した後の活用の仕方をご紹介していきます。
コレクションをする。
まずは、購入したポストカードを自分なりの形でコレクションをしてみましょう。コレクションの形にも、色々な方法がありますよ!
ポストカードは、もともと「手紙として誰かに送ることを前提にしている」ため、その形がある程度決まっていて、自分なりに工夫する自由を楽しむことができます。
- 壁に貼ってみる
- ファイルに収納する
- 日記に貼り付けてみる
- コラージュを制作してみる
- 写真たてに飾る
- 家具のデコレーションに使う
例えば私は、購入したポストカードをたくさん貼り付けて、ポスターとして楽しんでいます。
毎日、その自分なりにデコレーションした壁をみると、貼ってあるポストカードは自分がいいなと思って買ったものであるため、毎日楽しい気分にしてくれます。

こちらは、私の部屋にある自分ありのポスター。ロートレック、草間彌生、クレーなどの作品を貼り付けています。
貼り付けている作品の他にも、ファイルにたくさんポストカードを収納していて、自分なりに小さな展覧会をしているイメージで、デコレーションをしています。
自分自身に送ってみる。
もう一つのポストカードの、使い方として、「ポストカードを自分自身に送る」という楽しみ方もあります!

なんでポストカードを自分へのお土産としてわざわざ送るの?
と考える方もいるかとは思いますが、ポストカードを自分あてに送ると、このような楽しみ方ができます。
- ついている消印の日付けや消印の形で、「いつ」「どこの」美術館や博物館に行ったかがわかる。
- 家にいる時に企画展の思い出を味わうことができる。
特に、企画展で購入したポストカードは、日付や場所が書いておらず、シンプルなものが多いため、情報が少なくなりがち。
漠然と「この作品が気に入ったからこのポストカードを買ったんだよなあ」と思い出させるだけではなく、自分が鑑賞した日付や場所をポストカードに刻ませることで、思い出がより立体的に広がるようになります。
特に、海外の美術館や、国内の美術館に旅行に行って訪れた際は、現地のポストから、そのポストカードを投函してしまうことをお勧めします!

初めて、海外の美術館からポストカードを送って、家に着いたときに、その消印や紙のくたびれかたに、嬉しくなって感動した思い出があります!
まとめ
美術館のお土産コーナーに必ずと言ってもいいほど置いてあるポストカードたち。
今回は、そんなポストカードを買うべき理由と、その活用方法についてまとめてみました。
これを機械に、企画展のお土産としてポストカードを購入してみてはいかがでしょうか。
- かさばらず、お手頃である。
- 自分自身の楽しみ方ができる。
- 旅行の思い出になる。