こんにちは。英語・フランス語学習者のバゲです。
外国語学習などの勉強において、「紙の辞書」を買うか、「電子辞書」を買うか悩んでいる人向けの記事です。
- 学校の課題で辞書を買う必要がある
- 留学に出発するつもりで、辞書が必要
- 外国語学習をしている
このような、辞書を手元に置く必要がある人はぜひ読んでみてください。
今の時代、果たして辞書は必要なの?
知らない単語を「ただ調べる」、「ただ翻訳する」だけでは、辞書はいらない(かも)
「この単語の意味が知りたい!」と言う時には、正直辞書はあまり要りません。
一つだけの単語の意味が知りたい!この文章をただ訳すことができればそれでいい!
と言う場合は辞書はあまり必要ありません。
単語の意味を調べる時には、Google翻訳で十分な場合が多いです。
- Google翻訳:単語の翻訳、短い文章の翻訳におすすめ。
- DeepL:AIを使った翻訳サービス。精度がかなり高く、驚くほどきれいに翻訳をしてくれます。長い文章はこちらの方がきれいに訳してくれることが多いです。
単語を使いこなすには辞書が必要
単語を調べたり、翻訳を行いたい場合は、辞書は不要と言いました。
しかし、本当の意味で単語を使いこなすには、辞書がやはり必要です。
単語にはたくさんの意味がある場合が多く、各単語の一つの意味だけを知っていても多様な意味の変化に対応することができません。
調べた意味以外の使い方を知ることができたり、単語の発音を詳しく知ることができたり、意味が似ている単語の比較をされていたりと、辞書には辞書にしかない機能もよく存在します。
なんとなく意味を知れればいい!と言う場合は、ネット検索。
単語の意味をきちんと知りたい!と言う場合は、辞書。
二つの調べかたを使い分けられるといいね。
紙の辞書のメリット・デメリット
紙の辞書のメリット
- 引いた言葉の他の意味、関連語、前後の単語も勉強できる
- 綴りを正確に覚えることができる
紙の辞書のメリット一つは、引いた単語の他の意味、関連語、前後の単語も同時に覚えることができること。
紙の辞書を引くと引いた単語以上の意味が視覚的に入ってくるので、もともと知りたかった単語の意味以上の学習をすることができます。
辞書の単語を引くには正確に単語の綴りを確認しなければ、そもそも知りたい単語に辿り着くこともできません。
きちんと単語の綴りを確認する癖がつき、その単語を実際に書くとき、「綴りを思い出せない!」となるのを防ぐことができます。
紙の辞書のデメリット
- 重くてかさばるので、持ち歩きに向いていない
- 紙なので使っているうちに、汚れる、壊れる
紙の辞書のデメリットは、なんと言ってもその大きさ。
大きいものだと1キロほどの重さになることもあり、持ち運びには向いていません。
「街中を歩いていて知りたい単語にであう」と言う時には紙の辞書をわざわざ使うということはあまりないでしょう。
また、紙という物質的な性質上、経年、使用によって徐々に劣化していきます。
使い方によっては、カビが生えたりすることもあり、いわゆる「古い本の匂い」がしてしまうこともあります。
カバンの中に辞書を入れていたら、近くに置いていた飲料のペットボトルの結露で辞書が濡れふにゃふにゃになってしまったことがあります。
電子辞書のメリット・デメリット
電子辞書のメリット
- 単語を「検索機能」ですぐに見つけることができる
- 持ち歩きが楽
電子辞書の最大のメリットは、検索機能。
知りたい単語を検索すると、一発で知りたい単語に辿り着くことができます。
紙の辞書と比較すると、単語を調べる時間が半分から三分の一ほどになり、学習の効率がはるかによくなります。
また、電子辞書の場合、紙の辞書に比べるとはるかに軽く、持ち歩きがしやすいです。
学校の授業中、街歩き中など、外出中に単語を調べたくなったときは、電子辞書の手軽さが紙の辞書を上回ります。
電子辞書のデメリット
- 学校のテストに持ち込むことができない
- 電池がなくなると使えなくなる
電子辞書は学校のテストなどに持ち込めない場合が多いです。
特にスマホに入れるタイプの電子辞書はテストではまず使うことができません。
外国語のテストでは辞書の持ち込みが許可されている場合も多いので、「電子辞書しか持っていない!」と言う場合、他の人が紙の辞書を見ている最中、自分だけが辞書を引くことができず、点数が稼げなくなってしまいます。
また、電子辞書は、バッテリーがなくなると使えなくなってしまいます。
大事な時に急に使うことができなくなることもありえます。
バッテリーの心配をしたくな人は紙の辞書を使うようにしましょう。
辞書を買おうとしている人へのアドバイス
【理想】紙の辞書と電子辞書の2本持つ。
- 家に大きめの辞書をおいておく
- 持ち歩くためにスマホに電子辞書を入れる
私のおすすめの方法は、家に紙の辞書を置き、持ち歩きには電子辞書を使うと言う方法です。
勉強に時間を割ける際には、情報量が多く、綴りの確認もしやすい紙の辞書を使い、学校の授業中や街歩きの際は電子辞書を使うようにすると便利。
また、情報が偏らないように、紙の辞書と電子辞書で、辞書の出版を変えさせると、二つの辞書の比較もすることができます。
電子辞書は「スマホ」に入れるのがおすすめ
電子辞書を買う場合は、スマホにアプリとして入れるタイプがおすすめ。
市販の電子辞書は、いらない機能がついていたり、バッテリーの劣化で買い替えなくてはいけないことも。
もうすでにスマホを持っている場合は、わざわざ新しく辞書のために新しくデバイスを買うのではなく、スマホに追加する方が便利です。
スマホに入れるタイプの辞書なら、辞書のアップデートに対応することができたり、辞書を買い換えたり、スマホの中で移し替えたりすることもできます。
留学には、電子辞書だけでOK
留学に行くという場合は、電子辞書を持っていくだけで十分です。
留学に出発するときは、なるべく荷物を少なくして行った方が、日本からのお土産などの他の荷物を入れることができます。また、留学先でも現地の言葉の辞書を買うことができます。
フランス語学習者である私は、紙の辞書として「ディコ」という辞書、スマホの中に「プチロワ」という辞書を入れています。
私は留学に出発する時、「紙の辞書」「電子辞書」の両方を持っていきました。
どうして二種類の辞書が必要なのか、どうして紙と電子辞書なのか、この記事を読めばわかるはずです!