楽天モバイルを実際に海外で使ってみて感じる、メリット・デメリットを解説。【格安SIM】【留学・旅行】

  • 「格安SIMの楽天モバイルって海外も使えるらしいけど、実際のところ、使用感はどうなんだろう」
  • 「海外旅行・海外留学中のデータ通信は、今使っている楽天モバイルだけでも大丈夫?」

こんな疑問を、実際に海外で留学をしながら楽天モバイルを使用している私が答えます!

本記事では、楽天モバイルの海外での使用感、使ってみて感じたメリット・デメリットを徹底的にレビューしていきます。

これを読めば、海外旅行・留学前に楽天モバイルに変更するべきか、もしくは海外にすでに使っている楽天モバイルを持っていくべきかがわかります。

実際に使ってみて感じた情報をたくさん詰め込んだのでぜひ最後まで読んでみてください。

楽天モバイルの海外での使用について

楽天モバイルは、楽天が提供している格安SIMサービス。

「楽天モバイル!!」で始める米倉涼子さんのCMで知っている方も多いのでは。

そんな楽天モバイルは、最低料金980円。

加えて追加料金なしで特に申し込みなどをすることもなく、海外で月々2ギガまでのデータ通信をすることができます。

2ギガの通信でできること
  • ウェブサイトの閲覧:約3000回
  • インスタグラムの閲覧:3時間
  • YouTube:30分

また、専用アプリを入れれば国際通話もかけ放題になるので、他社サービスと比較しても価格が安いサービスと言えるでしょう。

楽天モバイル・海外使用のメリット

実際に私が海外で楽天モバイルと使ってみたメリットは3つあります。

  • 海外使用できるのにとにかく安い
  • 手続きなしで、そのまま海外使用できる
  • 日本の電話番号を安くキープできる ←重要

1:海外使用できるのにとにかく安い

月々980円からで海外で通信ができるのは、私が調べた中では最安。

楽天モバイルは日本のキャリアの中でも安い部類に入るのにも関わらず、海外でも使用できるのがオススメポイント1つめ。

例えば、他の格安キャリアである「mineo」ではそもそも海外でのデータ利用に対応していないため、mineoユーザーは海外旅行、留学の際には海外のSIMなどを利用して生活する必要があります。

他の格安SIMである「LINEMO」も海外でのデータローミングに対応していますが、1日につき1000円ほどかかるので、一ヶ月約1000円から利用できる楽天モバイルとは大きく異なります。

2:手続きをせずにそのまま海外で使用できる

楽天モバイルは、海外使用するにあたって面倒な手続きがないがいいです。旅行、留学前はバタバタする時期なので、携帯の契約について忘れがち。

渡航先の空港に到着し、「さてホテルまでの道順を探そう!」というときに、「申し込みを忘れて通信できない!」ということも。

筆者

例えば、UQモバイルは海外使用プランを発表していますが、通常の契約に加えてさらに申し込みをする必要があるので、楽天モバイルと比べると少し手間がかかります。

楽天モバイルは空港に到着してすぐに自動的に渡航先で通信できるようになるので、旅行・留学のストレスが減ります。

海外に到着するとこのようなSMSが届き、実際の利用についての注意を教えてくれます。

3:日本の電話番号を安くキープできる

これは海外留学のような長期で海外に行く方に特に知っておいてほしいことなのですが、楽天モバイルは日本の電話番号を安くキープできる方法の一つ。

例えば、「留学に行くにあたり日本の電話番号を解約したい!」という場合、今まで自分の持っていた電話番号は使えなくなります。特に長期間同じ電話番号を所持していた人は友達との連絡が取れなくなったり、ウェブサイトなどの会員登録などをもう1度しなくてはいけなくなることにも。

解約後も電話番号を保存しておく(キープしておく)サービス(休会など)が各通信会社にはあるのですが、その保存にも月々数百円かかります。

例えば、通信大手の「au」の休会には、休止時に3850円、加えて月額使用料として毎月409円かかります。1年間になると合計約9000円にもなり、格安SIMに切り替えた方がもろもろ得ということになります。

筆者

今まで使っていた日本の電話番号を保存するためという目的で格安SIMに切り替えるものアリだね。

楽天モバイル・海外使用のデメリット

楽天モバイルは海外で使うに足るメリットがたくさんありますが、デメリットも。

単体で使用するにはデータ量が少ない

月に最大2ギガなので、メールを送ったりウェブサイトを軽くみたりする分には十分ですが、動画やSNSをよく見るという人には足りません。そのため、長期留学のような長い間海外で生活する人には不十分です。

長期滞在者の方は、スマートフォンの2台持ちやSIMカードを2枚入れることができるデュアルシムを使って、「現地のSIM」と「楽天モバイル」の二つを契約することをオススメします。

現地のSIMを持っていることでデータ通信の心配はなく、日本の楽天モバイルを持っているため日本からのSMSを受け取ることなどもできます。

ちなみに、最近ではデュアルシムに対応しているスマートフォンも増えているので、わざわざ新しいスマホを買わなくてもSIMの2枚使いをすることができるでしょう。

私の場合、住んでいるフランスの「free」という会社の物理SIMと、楽天モバイルのヴァーチャルSIMの2枚を入れたiPhoneを使っています。1年間経過しましたが、特に問題は何も起きていないです。

まとめ:短期間の旅行はもちろん、長期間の留学にもおすすめ。

楽天モバイルは、その安さと手軽さから海外でも簡単に使用することができます。

短期間の海外旅行はもちろん、長期間の留学にももってこいです。

海外に行く予定のある方はぜひ楽天モバイルのSIMを契約してみてください。