「漠然とフランス語の勉強をしたいと思っているけどどこから手をつければいいかわからない人」「フランス語の成長に伸び悩んでいる人」向け。
この記事に辿り着いた方は、フランス語学習を始めたい、もしくは始めたばかりだけど具体的ににどのように学習を進めればいいかわからないという人なのではないでしょうか。
フランス語学習歴6年。現在フランスの大学院にて正規留学をしている筆者が、フランス語初級者、中級者に向けて、「日常的にできる効率的なフランス語学習方法」を提案します。
フランス語学習について悩んでいる学生の方、忙しくて時間が取れない社会人の方はぜひ参考にしてみてください。
フランス語学習の考え方:英語学習との違い
フランス語学習は英語学習の延長戦上にあるように捉えているかもしれませんが、それは間違っているかなと思います。
まず、フランス語学習の特徴を英語学習との比較で考えていきましょう。
日本人が英語を中学校、高校、大学で少しづつすでに勉強を始めているでしょう。
義務教育を受けた方なら、最低限の英語の文法構造と最低限の語彙は知っているはずです。
特に高校卒業レベルならTOEICなどのテストで高得点は取れなくても「何を言っているか全くわからない」ということにはならないはず。
対して、フランス語に触れる機会は勉強を始めてから。
そのためフランス語の文章を読むといった応用的な学習をするために、「まず文法事項を一通り最初に勉強する」必要があります。
英語学習者に比べるとフランス語学習者の数は少ないため、教材が不足しがち。
特に初心者用、観光者用の超基礎的な参考書は本屋さんなどで手に取ることができます。
しかしある程度自立した学習者レベルになると日本語で書かれた参考書を見つけることができず、自力で学習を進めなければなりません。
また、フランス語学習者は少ないのでモチベーションを保つのも難しいです。
フランス語学習の肝は、「いかにして自分自身でモチベーションを保ちながら、自分の力で学習を進めていくか」
大切なのは、「目標と習慣」
モチベーションを保ちながら自分で学習を進めていくために重要なのが、「目標」と「習慣化」。
きちんと目標を設定し、習慣づけすることができたら、フランス語学習の80%は成功していると言っても過言ではありません。
では、ここからは具体的にどのように目標を設定して、習慣化を目指していけばいいのかみてみましょう。
まずは目標を設定する
フランス語を勉強したいと思っている人のモチベーションはこんな感じ。
まず、自分の中で「なぜフランス語を勉強したいのか」を明確にすることで、自然と自分のやるべきことが徐々に見えてきます。
フランス語の文章を読む、会話をするというような目標の場合、それぞれ読解能力、会話能力を伸ばせば十分です。
逆に単位認定、留学、転職などで、フランス語の資格が必要な方は、「聞く」「読む」「話す」「書く」のような4つの技能を満遍なく伸ばす必要があるので、より体型立てたフランス語学習が必要になるでしょう。
どんな場合でもフランス語学習を始める、続けるにあたり、基礎文法の習得は必須なので、「完全初心者」という人はまずは文法書から始めましょう。
※注意点
目標は細かく設定すると具体的にどんな勉強を進めればいいかということに繋がります。目標は細かいステップで刻むように設定しましょう。
フランス語学習を習慣化
時間を確保する
フランス語学習の目標を決めたら、まず学習に使う時間を確保しましょう。
大事なことは「今までの生活を変化させてまとまった時間を確保」することではなく、「今までの生活の中で勉強できる時間を見つけだす」ということです。
今までに継続していたことを大幅に変化させてフランス語学習に当てようとすると、ストレスがかかり継続が難しくなります。
まずはスキマ時間や、今までしている習慣を、フランス語学習に少しづつ置き換えることから始めましょう。
例えば今までYoutubeを漠然とみていた時間を見直したり、移動時間に何もしていない時間をフランス語学習に置き換えられるようにしましょう。
教材・学習方法をリストにする
フランス語学習の時間を確保したら、確保した時間に合わせた学習方法、勉強方法をリストにしましょう。
具体的にはこんな感じ。
確保した時間に対応する学習方法、教材を設定しておくと、時間を見つけた時に「これからどんな勉強をしようかな」と考える時間を取る必要がなくなり、学習にすぐに取り組むことができます。
『時間を見つけたら勉強』という自動的な回路をあらかじめ作っておくといいでしょう。
学習を実践する
時間を確保し、勉強方法を設定したら、あとは実践あるのみです。目の前にあることに集中します。
具体的な勉強方法を設定していれば、実践中に迷うことはあまりないはず。取り組むべきことにまずは取り組むという状況を作りましょう。
フランス語を勉強しているということを周りに伝えておくと、モチベーションを保つことができるだけでなく、フランス語学習者のコミュニティの形成にも繋がります。
習慣を見直す機会を作る
習慣化に失敗しても大丈夫です。習慣化のどこがよくなかったかを分析しなおして、新たに習慣を作るように心がけましょう。
習慣化に失敗しがちな理由は以下の通り。
このような勉強途中に起きる問題は誰にでも起こるもの。
習慣化に失敗した場合は、目標の設定と勉強方法の設定に立ち返り、客観的に分析するようにしましょう。
フランス語・オススメの勉強法
ここでは具体的な勉強方法を少し紹介します。初心者の方と中級者の方に分けて解説していきます。
初級者におすすめの勉強法
フランス語初心者の課題は、この二つ
フランス語だけではありませんが、語学の学習にはまず基礎文法と基礎語彙の学習が必須。
まずは、文法参考書を手元に置いて座学形式で学習を進める必要があります。
特に文法を疎かに勉強を進めると、ピラミッドの基礎部分ができていない状態で勉強する状態になり、徐々に後悔することにつながるので最初からきっちり勉強するようにしましょう。
フランス語は日本人にとって発音、リスニングが聞き取りづらい言語の一つ。
早めに「フランス語学習者向けのYoutube」などで聞き取りの練習を始めておきましょう。
初心者の方は、モチベーションが高いだけに「毎日5時間勉強する!」というような無理なスケジュールを立てがち。
しかし語学学習で重要なのは習慣・継続です。まず初心者の方はどうすれば継続的に長く勉強を続けることができるのかという観点で学習を進めていきましょう。
中級者以上におすすめの勉強法
フランス語中級者の課題は、この3つ。
このような悩みに関しては、実践を繰り返しながら自分の弱みを確認し軌道修正を行っていくしかありません。
特にバランスよく勉強したいという人は、勉強に使っているものをローテーションしながら徐々に変化を加えるといいでしょう。
例えば、本を読みながら勉強を勧めたいという人は、「小説」から「エッセイ」「新聞」「論評」のようなものに少しづつシフトしていくと語彙や表現の幅が広がります。
フランス語学習でよくある質問
完全独学も可能?
フランス語は独学で勉強することが可能だと思います。実際に自分の身の回りの学生でもフランス語をほぼ独学で勉強した人もいます。
しかし、それは一通り文法をマスターした後に自分でフランス語教材を見つけ出し、自立して勉強をできるようになった状態でのことです。
特に全くフランス語に触れたことがない初心者の方は間違った知識を最初に入れて青で後悔することがないように、最初のうちは基礎参考書のみで勉強したり、オンラインフランス語講座で勉強したりするようにしましょう。
モチベーションの保ち方は?
モチベーションの保ち方は人それぞれです。
具体的な方法は以下の感じです。
どんな場合でも一時的にモチベーションを高めようとせずに、継続的に自分のモチベーションを保つことができる方法を探しましょう。
フランス語を「楽しく」勉強するには、AI搭載フランス語学習プログラム「Frantastique by gimglish」がおすすめ
「フランス語を勉強する時間が取れない。フランス語の成長に伸び悩みがある。フランス語学習が辛い。そもそもフランス語が聞き取れなくて、勉強にならない。」
「フランス語学習に悩みを抱えている人」には、1日15分!AI搭載 【gymglish】がおすすめです。
AIを搭載したフランス語学習プログラムであるgymglishは、AIを活用し利用者のフランス語レベルに合わせたフランス語レッスンを自動的に提案してくれます。
AIと会話する機能を搭載していて、「発音に自信がない。。」という人も安心。
多読多聴を重視したレッスンで理解スピードが高まります。 第二言語習得論のをもとに、フランス語学習が最適化されていて、「早くフランス語をマスターしたい!」という人にピッタリです。
レッスン時間は一日15分から始めることができ、手軽にフランス語学習を進めることができます。
今なら、15日間無料でトライアルすることができるので、ぜひチェックしてみてください!
【15日間、無料トライアル!】
フランス語学習は英語学習とは違います。