フランス留学に必要なフランス語のレベルはどれくらい?【正規大学院留学生が教える】

フランス留学に行くつもりで留学に出発するまでに具体的にどのくらいのフランス語レベルに達する必要があるか知りたい人向け。

フランス語を話せるようになるには、フランスで生活し、実際にフランス語を話しながらネイティブの表現を吸収するのが一番です。留学はフランス語習得の1番の近道と言えるでしょう。

「フランス語でフランス人と会話をしたい」「フランスで働けるレベルのフランス語を習得したい」「フランスの大学、大学院を卒業したい」など、留学で達成したい目標を持っている人も多いことでしょう。

ただ、留学に出発する前に気にしなくてはいけないのが、留学に必要なフランス語力。

フランス語力がないと留学はできないのか、留学前に身につけておくべきフランス語力はどのくらいなのか。フランス語に自信のない人には、特に気になるところですよね。

この記事では、留学の目的別に必要なフランス語力ついて紹介しています。ぜひ最後まで読んでください。

【当然】フランスではフランス語が話される

まず、どんな場合でも、フランス留学中はフランス語の習得は必須です。

学校のプログラムが英語で行われるような英語プログラムの留学の場合でも、学校の外の日常生活ではフランス語が必要です。

ドイツなどの英語が比較的通じる国と異なり、フランスでは観光地以外の場所ではあまり英語は通じません。基本的な行政手続きなどはフランス語で行う必要があります。

フランス留学に出発する前に、フランス語の勉強を進める必要があります。

フランス留学に必要なフランス語レベル

フランス語学留学

語学留学の場合は、フランス語が全く話せないからでも大丈夫。基本的に留学に必要な最低レベルは存在しません。

しかし、留学に出発する前に最低限の語彙、文法を覚えていく方が、留学先についてからのスタートダッシュができます。最低でもDELFA2レベル、仏検準2級レベルは取っておくと現地での勉強が楽になります。

語学学校のコースによっては、中級レベルになると取れる授業の幅が広がったり、参加できるアクティビティモ増えるので、あらかじめ勉強しておくようにしましょう。

フランス交換留学

大学で行われる交換留学に必要なレベルは大学やプログラムによってまちまちですが、一定のレベルは求められます。

多くの場合では、DELF B1、仏検2級が求められる最低レベルになります。希望する学生が多い場合や、専門性が高いカリキュラムの場合はそれ以上のレベルが求められることも。

交換留学生用の語学の授業が開かれている場合がほとんどのようですが、あらかじめしっかりと準備を進めることが必要です。

フランス正規留学(英語プログラム)

フランスの大学、大学院に正規留学する方で、授業が全て英語で行われるプログラムの場合、フランス語のレベルは最低レベルでも受け入れられることが多いようです。

現地での最低限の会話をするために、最低でもDELFA2、仏検準二級は取っておくといいでしょう。

MBAのような特別なプログラムの場合、授業が英語で行われるとしても、卒業条件にフランス語などの第2外国語の取得が条件になっている場合も多いので、進学を希望する学校の条件をあらかじめ確認する必要があります。

フランス正規留学(フランス語プログラム)

フランスの大学で現地のフランス人学生と同じように授業を受けるフランス語によるフランス正規留学の場合が求められるレベルが1番高いです。

最低でもDELF B2レベル、哲学や文学ではC1レベルと求められるでしょう。

フランスに正規留学に行くことを希望している方は、あらかじめ早めに準備を始めることが重要です。

※注意点 日本で行われているフランス語試験の「仏検」は、フランスの大学の正規留学では使えません。必ず、フランス政府公認のDELF・DALFかTCF試験をいけるようにしましょう。

留学に必要なフランス語を満たすために

もちろん留学中はフランス語をたくさん勉強することになりますが、留学前にあらかじめ勉強を進めておくと留学の機会を最大限に活用することができます。

留学に必要なレベルに達するためのオススメの勉強法を紹介します。

1、仏検、DELF・DALF、TCFを受験する

仏検などの試験を受験することで、今の自分のフランス語のレベルを客観的に分析することができます。また、目標として試験を受けることでモチベーションの向上にもつながるでしょう。

また、交換留学、正規留学の場合、そもそもの条件としてフランス語の試験に受けっていることが条件にもなっているので、必ず受ける必要があります。

特に「この試験を受けろ」という制約がない場合は、合格後一生使うことができ国際的な評価も高いDELF・DALF試験がオススメです。

2、オンラインフランス語講座を利用

実際のクラスで行われるフランス語の講座は都心部にしかないことが多く、ほとんどの人には物理的に不可能なことが多いでしょう。

インターネットさえあれば自宅からフランス語の講座を受けることができるオンラインのフランス語講座はどんな人にもオススメ。

便利に使えるだけではんく、お手頃な料金で色々な講師を選ぶことができるので、使っている人がどんどん増えています。

まとめ

フランス語が全くわからないという人でも、「語学留学」なら留学は可能。

しかし、あらかじめ留学前からできるだけの準備はしておくようにしましょう。

フランス留学に出発する前からあらかじめ準備を進めておくと、フランス留学の時間を最大限活用することができます。

どんな場合でも、せっかくフランスで留学するならフランス語の知識を最大限に高めてから出発するようにしましょう。

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