海外旅行、海外留学など、海外に渡航される予定のある方で、スマホの盗難対策を知りたい人向け。
数年前のコロナの騒動が収まり、海外旅行、海外留学をはじめとした海外への渡航を考えている人は右肩上がりで増えています。
海外渡航ブームに合わせて増えているのが、海外で盗難被害にあう日本人の方々。
日本人は特に海外慣れしておらず、貴重品の盗難対策をきちんとしていない人が沢山います。海外に渡航する際は対策が必須です。
今回は実際に海外で学生として生活をしている私が、海外のスマホの盗難対策について解説していきます。
数分で読み終わるので最後まで読んでみてください。
海外でスマホを盗まれたら、絶対に戻ってこない
海外でスマホの盗難にあったらまずスマホは戻って来ません。
小さくて軽いので盗んだ後もすぐに隠すことができますし、すぐに高く売ることができるので盗まれたとき付いたときには、すぐに第三者の手に渡っていることも。
海外に慣れていない日本人の人は「盗まれたスマホは盗んだ本人が使っている」と思っている人もいるかもしれませんが、実際には盗まれた後には盗品のネットワークに乗って海外に運び出されます。
また、いざ盗難にあったときに警察に相談しても、防犯カメラを確認したり近くの人に聞き込みをして周りに注意喚起をするくらいで、実際に盗まれたスマホを取り返しに言ってくれるほど動いてはくれません。
自分のスマホを盗難から守るには自分で行動するしかありません。
海外の盗難、スリについてもっと知りたい方は、外務省のホームページをご覧ください。
【体験談】実際に合ったスリの手口
夕方のマクドナルドで、二人組のスリにカバンごと狙われる
実際に私が経験した話です。
とある週末の夕方、マクドナルドにいたときのことでした。
自分の席の右側にカバンを置いて食事をとっていたところ、自分の左側に10代後半の男の子が座ってきました。
左に座ってきた男の子は席に座っているのにも関わらず、食事をとっていませんでした。
少ししてから、左側の男の子に時間を聞かれました。
気を取られ、左側を向いていたところ、自分の右側、つまり左を向いて死角になっていた右側に、人の気配を感じて振り返りました。
そうすると、右側においていたカバンに手を伸ばす不審な男がいました。急いでカバンを自分の手元に引き寄せると、その男は逃げていきました。
その男は、僕が気を取られている間に自分のカバンを盗もうとしていたようでした。
つまり、左から話しかけてきた男の子と、右側からカバンに手を伸ばしてきた男は、グルの窃盗グループ。
自分は幸いにも、気配を感じ自分のカバンを引き寄せることができましたが、危うくカバンを盗まれるところでした。
幸いカバンは盗まれることはありませんでしたが、カバンが盗まれスマホがなくなっていたらと思うと、ゾッとします。
真昼間のカフェで、目の前でスマホを盗まれる
もう一つの経験談は私の友達の話です。
その友達と、他の日本人の3人で、カフェで勉強している時に起きたことでした。
テーブルの上にスマホを出して、カフェで勉強をしていたところ、ある男がテーブルの上に身を乗り出しがら話してきたそうです。
話しかけられた内容はトイレの場所を聞いてきたそうで、友達は親切にもゆっくりと場所を教えてあげました。
そしてその男がいなくなると、テーブルの上のスマホはなくなっていました。
つまり、男はトイレの場所を聞くふりをして友達に近づき、テーブルの上のスマホを盗むことが目的でした。
友達はスマホがなくなったことに気づいたあと、その男を探したそうなのですが、時はすでに遅し。スマホを取り返すことはできませんでした。
結局その友達は、新たに現地でスマホを買う必要になり、バックアップしていなかったデータなどは全てなくなってしまいました。
旅行中の思い出も、写真も全てなくなり、がっかりしている様子でした。
よく聞くけど意味のない対策
- 首にかけるストラップ
- 「iPhoneを探す」などのGPS機能
首にかけるタイプのストラップは盗難対策になりません。
忘れ物防止には便利だと思いますが、ネックストラップでスマホを持っていると「ここにスマホがありますよ!」と周りに言いながら歩いているようなものです。すぐに窃盗集団に目をつけられてしまいます。
「ネットストラップの紐をカッターなどで切って盗む」というような手口もあります。ネックストラップをつけて首に垂らして持ち歩くくらいなら、カバンにしまったり、ズボンの前ポケットに入れておくほうが安全です。
「iPhoneを探す」というような機能もスリ対策になりません。
「iPhoneを探す」のGPS機能は盗難対策というよりも忘れ物対策なので、防犯には使えません。
盗難にあったスマホはすぐに盗品の市場に売りに出され、次から次へと他の商人に渡っています。
GPSで追跡できたとしても、取り替えることができないので、意味がありません。
海外旅行、海外留学でスマホを盗まれないためにできること
実際に海外でのスマホの対策にできることを見ていきましょう。
どれも実際に海外に生活している私が行っているスリ対策です
「盗まれないように」できること
- 人前でスマホを使わないようにする
- スマホのアクセサリーを変える
カフェや観光地でスマホをなるべく使わないようにするだけでも、盗難の被害からは遭いづらくなります。
観光地では写真を撮るだけにして、SNSへのアップロードはホテルに帰ってから行うようにしましょう。
スマホをはじめとした貴重品の盗難の手口は、こんな感じ。
スリたちはまず盗みの対象のターゲットをよく観察、貴重品がどこにあるかをよく理解してから行動に及びます。
カフェなどの人前でスマホを使わないようにするだけでも盗難のリスクはグッと減ります。
スマホをしまうときも、なるべくカバンのわかりやすいところに入れるのではなくて、下着の中につけるシークレットバッグなどを使うようにしましょう。
スマホのアクセサリーで手帳風にして「どんなスマホかわからなくさせる」のもおすすめ。
最新式、高性能の性能のスマホは市場でも高く取引されているので、スリ集団たちはより売却価値のあるスマホを狙ってきます。特に最新型のiPhoneは常に狙いのまと。
旅行の間だけでも、スマホのカバーを手帳型のものに変えるなどするだけでもスマホのブランドがわからなくなりスリのターゲットにされにくくなります
。
「盗まれたときに備えて」できること
- スマホを複数台持っておく←オススメ
- 海外旅行保険を確認しておく
盗まれたときに備えて、スマホを2台以上持っておくのもオススメ。
いざというときの通信手段を確保し、最低限の情報のアクセスを確保しましょう。
最低限の通信さえ確保しておけばいいので、高性能のスマホである必要はなく、お手軽な価格のスマホを用意しましょう。
また、スマホの2台持ちはそれぞれに別々のSIMを入れて日本の通信と現地の通信を確保できるので、特に留学中日本の電話番号も確保しておきたい留学生にオススメ。
海外に行く際「海外旅行保険」に加入していると思いますが、保険によってもカバーの範囲はそれぞれ異なります。
渡航の際にスマホを買っていた。持っていった証明がない場合には、補償を受け付けてくれない場合もあります。
スマホの盗難のみならず、海外で怪我をしたり病気になる可能性もあるので、必ず渡航まえには自分の保険の補償範囲を確認しておきましょう。
まとめ:備えあれば憂いなし
ここまで読んでみれば、海外でのスマホの盗難対策もそんなに難しいというわけではないかと思います。
スマホの盗難対策で一番大切なのは、「まず狙われないこと」。スリたちはプロなので、スリに狙われてしまった時点で日本人の私たちには太刀打ちできません。
自分たちがそもそも高価なものを持っていないと周りにアピールすることが重要です。
スマホの盗難には万全の対策をして海外に渡航するようにしましょう。
どんなに気をつけていても、盗まれるときは「一瞬」!
海外で行動しているときは、自分の持ち物に常に注意を向けるようにしようね!
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