海外でスマホを盗まれないために!海外留学、海外旅行で使えるスマホ盗難防止対策をお教えします

海外旅行、海外留学など、海外に渡航される予定のある方で、スマホの盗難対策を知りたい人向け。

数年前のコロナの騒動が収まり、海外旅行、海外留学をはじめとした海外への渡航を考えている人は右肩上がりで増えています。その海外渡航ブームに合わせて増えているのが、海外で盗難被害にあう日本人の方々。

日本人は特に海外慣れしておらず、貴重品の盗難対策をきちんとしていない人が沢山います。海外に渡航する際は対策が必須です。

今回は実際に海外で学生として生活をしている私が、海外のスマホの盗難対策について解説していきます。数分で読み終わるので最後まで読んでみてください。

海外でスマホを盗まれたら、絶対に戻ってこない

海外でスマホの盗難にあったらまずスマホは戻って来ません。

小さくて軽いので盗んだ後もすぐに隠すことができますし、すぐに高く売ることができるので盗まれたとき付いたときには、すぐに第三者の手に渡っていることも。

海外に慣れていない日本人の人は「盗まれたスマホは盗んだ本人が使っている」と思っている人もいるかもしれませんが、実際には盗まれた後には盗品のネットワークに乗って海外に運び出されます。

また、いざ盗難にあったときに警察に相談しても、防犯カメラを確認したり近くの人に聞き込みをして周りに注意喚起をするくらいで、実際に盗まれたスマホを取り返しに言ってくれるほど動いてはくれません。

自分のスマホを盗難から守るには自分で行動するしかありません。

フランス留学中、私の友達がスマホの盗難に遭いましたが、盗まれた数日後にはすでに海外で売りに出されており、結局取り戻すことはできませんでした。。

海外の盗難、スリについてもっと知りたい方は、外務省のホームページをご覧ください。

※注意点 よく聞くけど意味のない対策

  • 首にかけるストラップ
  • 「iPhoneを探す」などのGPS機能

首にかけるタイプのストラップは盗難対策にはオススメしません。

忘れ物防止には便利だと思いますが、ネックストラップでスマホを持っていると「ここにスマホがありますよ!」と周りに言いながら歩いているようなものです。すぐに窃盗集団に目をつけられてしまいます。

「ネットストラップの紐をカッターなどで切って盗む」というような手口もあります。ネックストラップをつけて首に垂らして持ち歩くくらいなら、カバンにしまったり、ズボンの前ポケットに入れておくほうが安全です。

また「iPhoneを探す」というような機能を使って保険をかけている人もいるかと思いますが、基本的にそれらのGPS機能は盗難対策というよりも忘れ物対策。

実際に盗難にあったスマホはすぐに盗品の市場に売りに出され海外に渡っていくので、GPSで追跡できたとしても意味がありません。

海外旅行、海外留学でスマホを盗まれないためにできること

実際に海外でのスマホの対策にできることは以下の通り。どれも実際に海外に生活している私が活用していることなので、盗難対策に使えると思います。

「盗まれないように」できること

  • 人前でスマホを使わないようにする
  • スマホのアクセサリーを変える

カフェや観光地でスマホをなるべく使わないようにするだけでも、盗難の被害からは遭いづらくなります。観光地では写真を撮るだけにして、SNSへのアップロードはホテルに帰ってから行うようにしましょう。

スマホをはじめとした貴重品の盗難の手口は、こんな感じ。

  • まずターゲットを観察する
  • ターゲットの注意がそれたときに盗む

スリたちはまず盗みの対象のターゲットをよく観察、貴重品がどこにあるかをよく理解してから行動に及びます。

カフェなどの人前でスマホを使わないようにするだけでも盗難のリスクはグッと減ります。

スマホをしまうときも、なるべくカバンのわかりやすいところに入れるのではなくて、下着の中につけるシークレットバッグなどを使うようにしましょう。


スマホのアクセサリーを変えて、「どんなスマホかわからなくさせる」のも有効。

最新式、高性能の性能のスマホは市場でも高く取引されているので、スリ集団たちはより売却価値のあるスマホを狙ってきます。特に最新型のiPhoneは常に狙いのまと。

旅行の間だけでも、スマホのカバーを手帳型のものに変えるなどするだけでもスマホのブランドがわからなくなりスリのターゲットにされにくくなります。


「盗まれたときに備えて」できること

  • スマホを複数台持っておく←オススメ
  • 海外旅行保険を確認しておく

盗まれたときに備えて、スマホを2台以上持っておくのもオススメです。

いざというときの通信手段を確保し、「スマホがないせいで路頭に迷う」ということがなくなります。

最低限の通信さえ確保しておけばいいので、高性能のスマホである必要はなく、お手軽な価格のスマホを用意しましょう。

また、スマホの2台持ちはそれぞれに別々のSIMを入れて日本の通信と現地の通信を確保できるので、特に留学中日本の電話番号も確保しておきたい留学生にオススメ。

海外に行く際には多くの方が、「クレジット付帯の海外旅行保険」「海外旅行保険」「海外留学保険」に加入していると思いますが、保険によってもカバーの範囲はそれぞれ異なります。

渡航の際にスマホを買っていた。持っていった証明がない場合には、補償を受け付けてくれない場合もあります。

スマホの盗難のみならず、海外で怪我をしたり病気になる可能性もあるので、必ず渡航まえには自分の保険の補償範囲を確認しておきましょう。

まとめ:備えあれば憂いなし

ここまで読んでみれば、海外でのスマホの盗難対策もそんなに難しいというわけではないかと思います。

スマホの盗難対策で一番大切なのは、「まず狙われないこと」。スリたちはプロなので、スリに狙われてしまった時点で日本人の私たちには太刀打ちできません。自分たちがそもそも高価なものを持っていないと周りにアピールすることが重要です。

スマホの盗難には万全の対策をして海外に渡航するようにしましょう。

☆今回ご紹介したスマホ盗難対策グッズ