- 歯列矯正をしていて、抜歯をしたんだけど抜歯の後の空間って何ヶ月ぐらいで埋まるのかなあ。
- 矯正のために抜歯をしたんだけど、抜歯後の空間がまだ埋まらずに気になっている!
- 抜歯後の空間が気になってしょうがない!
- 矯正の抜歯について不安がある
この記事ではそんな歯列矯正のための抜歯について疑問を持っている人のために、
実際に歯列矯正で抜歯をした私が、抜歯後の空間がいつ頃埋まるのか紹介しているよ。
こんにちは。バゲちゃんです。大学生です。
私は元々歯並びが悪く、噛み合わせもよくないことをコンプレックスに感じていました。そのため、大学生の期間を利用して歯列矯正を行うことにしました。
矯正にかかった期間は約1年6ヶ月で、かかった費用は50万円弱でした。
費用については、こちらの「矯正にかかった費用まとめ」のページをご覧ください。
その矯正の過程で、歯を一本抜歯し空間を作るということを行いました。
自分の歯を一本抜き、空間を作るということに最初は不安を覚えましたが、矯正中盤にはその隙間が見事閉じ歯並びがきれいになりました。
そんな経験をもとに、この記事では矯正後の抜歯の空間がいつ頃閉じたか、私の経験をご紹介させていただきます!
- 矯正の抜歯から空間が閉じるまでにかかった期間は、約八ヶ月!
- 矯正の抜歯で辛かったことは、抜歯そのものよりも抜歯に伴って付けられた装置でした。
この記事では、口腔内の写真や歯の写真を載せています。口のなかを見ることや他人の歯を見ることが苦手な方はブラウザバックをお願いします。
矯正の抜歯
矯正の抜歯は、
- 出っ歯
- ガチャ歯
- 八重歯
- etc
のような、顎に十分なスペースがないことにより、歯がきちんと収まることができず、正しくない状態で生えてしまっている状態を改善するために行われます。
顎の成長が止まっていない子供の場合であれば、このような顎のスペースが不足していることによる歯並びの問題を、顎を拡張するという方法で解決することができるようです。
しかし、大人になってしまうと、顎の成長が止まってしまうため、顎を大きくすると方法を取りづらく、スペースを作るために抜歯を行うということが発生してしまいます。
歯医者さんのページを見ると、長椅子に上手に歯が入りきれていないため、何本かの歯に場所を譲ってもらうというようなイラストを見ます。
この抜歯でできた、スペースに歯を動かして歯並びを正しい状態に持っていることが、矯正における抜歯の目的と言えますね。
確かに、スペースがそもそもない状態なら、何本かの歯に抜けてもらうことも考えなきゃだもんね。
私の抜歯後のスペースが埋まるまで
結論から言うと、私の場合、
- 抜歯した歯は、右上の第一小臼歯一本のみ
- 抜歯してからスペースが埋まるまでは、約8ヶ月
かかりました。
抜歯を行ったのが2020年の6月で、抜歯のスペースが埋まったのが2021年の2月ということになり、半年以上の時間がかかったということになります。
ちなみに、私が矯正を行ったときは22歳でした。私の担当の歯医者さん曰く、年齢が若ければ若いほど歯の動きが早く、抜歯後のスペースも早く埋まるそうです。
私の場合、一番問題があるところとしては、右上の八重歯が前に突出してしまっていることでした。
そのため、笑ったりすると、右だけ八重歯が見えてしまい、左右にバランスの差ができるということになってしまっていました。
できれば、抜歯を伴う矯正は行いたくはなかったのですが、何件かのお医者さんにカウンセリングに行ったところ、どの歯医者さんも、
君の場合は、右上の第一小臼歯を抜歯だね!
と言っていたので、諦めて抜歯矯正をすることにしました。
矯正を開始すると、まず抜歯を行いました。
もちろん、麻酔をしてくれたのですが、抜歯の際に歯をつかんで引っ張るとようなミシミシとした音が頭の中で響きました。
私の場合は抜歯したのは一本だけだったので、抜歯の時間自体は麻酔が効く時間を含めて10分ほどで済みました。
抜歯直後の写真が、こちら。※抜歯後につき、出血しているため白黒の画像に置き換えています。
抜歯の際に同時に、4本の大臼歯に青ゴムと呼ばれる、バンドという固定器具をつけるための隙間を作るためのゴムを装着しました。
抜歯を行って一週間後に実際に上の歯に器具をつけて行きました。
歯に直接貼り付けるブラケットに加えて、「奥歯を固定するためのホールディングアーチ」と呼ばれる器具を装着しました。
それが、歯列の真ん中にある器具と、その器具から出ているワイヤーです。
器具が装着されると、前の犬歯を後方に引っ張るためにゴムがかけられました。
そのため、装置をつけた直後から、犬歯が後ろに引っ張られるような感覚とこれから付き合っていることになります。
実際に器具がつけられたら、あとは歯医者さんに通いながら、歯の動きの観察をして行きます。
そして、歯の抜歯から八ヶ月後に、無事に抜歯の隙間が埋まりました!
抜歯後の隙間が埋まると、前述のホールディングアーチも外され、最終調整に入って行きました。
最終段階では歯の全体的な並び方を少しずつ調整することになるので、大きな動きもすくなく、痛みもなくなって行きました。
隙間がなくなるだけでかなり歯磨きも楽になり、その後の矯正生活もより楽しくなりました。
抜歯後のスペースが閉まるのにも結構時間がかかったんだね!
矯正に伴う抜歯で辛かったこと
矯正に伴う抜歯で辛かったのは、抜歯そのものではなく、
「抜歯後後ろの歯が前に動いてくるのを防ぐホールディングアーチ」でした。
私の場合、抜歯した小臼歯は比較的真っ直ぐ生えていてくれたので、抜歯中(ミシミシ音がしたのは怖かったですが)も、抜歯後も痛みを感じることはなく、快適に過ごせました。
改めて、私が一番辛いと感じたホールディングアーチとは、この部分。
この器具は、矯正後の隙間が埋まるまでは、ずっと口の中に残り続けました。
写真で見るとそんなに大きくはないですが、常に舌先に当たる位置にあるので、なんとも心地悪いです。
例えて言うならば、口の中に全く解けない硬い飴がずっとへばりついているような感覚になります。
さらに、このプラスチックの部分は口の中にへばりついているため、覆われている場所の粘膜は温度、感触を感じません。そのため、何かものを食べても感触を口全体で味わうことができなかったため、食事の楽しみも少し妨害されました。
粘膜をずっと覆っているため、匂いや雑菌の繁殖があるか心配でしたが、通常の歯磨きケアで十分でした。
もしかしたら、私の使っていた「コンクールF」と言うマウスウォッシュが良かったのかもしれません。
確かに、口の中にずっと異物があるのってつらそうだね。。
口は体の機関の中でも敏感に作られている方だから、少しでも何か入ると不快に感じてしまうよね。
でも、僕が不快に感じたホールディングアーチも、数日経てば徐々に、「口の中に入っている状態」が普通に感じてくるからそんなに心配しなくて大丈夫だよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、矯正に伴う抜歯についての私の経験と、辛かったことをご紹介してきました。
私の場合、抜歯後のスペースは八ヶ月で閉じ、一番辛かったことはスペースが閉じるまでの間口の中に入っていた器具の違和感でした。
この記事を読まれた方は、矯正の抜歯に不安を持たれている方々でしょう。この記事が、皆さんの不安を解消することを願います。
読んでいただきありがとうございました。
- 矯正の抜歯から空間が閉じるまでにかかった期間は、約八ヶ月!
- 矯正の抜歯で辛かったことは、抜歯そのものよりも抜歯に伴って付けられた装置でした。
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