こんにちは。バゲちゃんです。フランスで修士の文系大学院生をしています。
フランスに来てから約半年が経過。フランスでの生活もなんとか頑張っています。
留学に出発する前に現地の生活の準備をみっちりしてきたつもりでした。
留学に出発するにあたって、留学資金についての計算や、留学先でのまずやるべきことのリスト作成、現地での授業のリサーチなどをよく調べました。
しかし、留学準備で生活用品の重要性について見逃していました。
言い換えると、現地の学生寮、ホームステイで、実際にどのように自分が生活するか全く想像していなかったわけです。
留学中であっても、24時間大学や学校で生活するわけではないので、「現地で一人で生活するためのもの」が必要です。
実際に留学先に到着すると、「日本の生活用品を持ってくればよかった!」、「この分野は日本の製品の方が圧倒的にいい」というような製品がたくさん。
留学に来てから日本の生活用品の質の高さを実感しています。実際に来てみないと何が必要で何が必要でないかわからないものです。
日本の生活用品の消費者へのきめ細やかな配慮、隅々にまで凝らした工夫は、海外製品にはないと思います。
この記事では、生活用品を扱うブランドの中でも特に評判が高い「無印良品」の製品に絞って、「留学で使える生活用品・食品」をみなさんに紹介していきたいと思います。
記事の後半では、海外での無印の店舗情報、無印の海外での評判についてもご紹介するのでぜひ最後まで読んでみてください。
- そのまま洗える仕分けケース
- ポリエステルトラベル用ウォレット
- 携帯用マウスウォッシュ
- シリコンツール
- ノート各種
- 素材を生かしただしパック
この記事の情報は、2023年4月時点のものです。商品名、商品価格には変更がある可能性があります。実際に商品を購入される際は、あらかじめご確認ください。
留学で得する、無印良品のオススメ商品
【出発編】留学準備で役立つ無印良品グッズ
服の簡単整理&洗濯!そのまま洗える衣類ケース S・L
そのまま洗える仕分けケース:Sサイズ、790円。Lサイズ、1090円
留学には「そのまま洗える仕分けケース」がとてもオススメです。サイズも2つ展開していて、留学に服をたくさん持っていきたい人は要チェックです。
無印良品はトラベルグッズとして、衣類仕分用にたくさんの仕分けグッズを販売しています。
なぜ洗えるケースをお勧めするかというと、旅行と違い留学中は洗濯を頻繁にしなくては行けなくなるからです。
海外の洗濯機は洗浄が荒いのですぐに服が傷んでしまいます。また、ほとんど「洗濯ネット」が売っていないので普通に洗濯をするとすぐに服が傷んでしまいます。
留学に来るときには衣類を入れる仕分けケースとして使えますし、留学生活がはじまった後には洗濯ネットとしても利用できるので一石二鳥です。
留学中、近くの都市へと旅行する人も多いと思います。
旅行中、着た洋服を仕分けケースに入れておけば、自分の寮やホームステイ先に帰ってきたときに、カバンから仕分けケースごと取り出してそのまま洗濯機に放り込んで洗濯できます。
留学に行かれる方は、せめて洗濯ネットだけでも準備しておくと、洋服のダメージを抑えることができます。
スリに合わないために!ポリエステルトラベル用ウォレット
ポリエルテルトラベル用ウォレット:グレー、ネイビー、1090円
留学に出発すると空港での両替、寮に着いたときの保証金の支払いなど、お財布を使うシーンがたくさんあります。
留学到着後しばらくは、旅行用の使いやすい便利さ重視のお財布を使いましょう。
海外はお財布を盗むスリやひったくりが多く、ブランドもののお財布を持っている日本人は犯罪のターゲットにされやすいからです。
留学中は、「日本人丸出し」というような格好や振る舞いは避けて、現地の人と同じような服装でいるようにしようね。
どうしても自分の財布を使いたいという人は、留学に到着してある程度、現地の生活に慣れ、犯罪被害の避け方がわかってから、もともとの財布を使うようにしましょう。
実際に使ってみると、このポリエステルトラベル用ウォレット、薄くて軽いのに収納がたくさんあって便利です。愛用しています。
素材もしっかりしていてお値段も安いので、旅行や留学にはぴったりだと思います。
飛行機でのお口ケアに!携帯用マウスウォッシュ
携帯用マウスウォッシュ:2回分、100円
留学に出発する際は、飛行機に長時間乗ることになります。場合によっては、飛行機の乗り換えで海外の空港で長時間の乗り換えの待ち時間が発生します。
特に飛行機の中はトイレの数が限られているので、歯磨きのためにトイレを長時間占有するわけにはいきません。飛行機の中は空気が乾燥していたり、ストレスで唾液が出づらくなって口の中のネバつきを感じる人もいるでしょう。
飛行機や空港内でのちょっとしたお口のケアや気分転換に、携帯用のマウスウォッシュを持っていくことをお勧めします。
実際に口をすすぐとかなり気持ちがスッキリするので、飛行機が怖い、留学が不安で気分転換になるものが欲しいという人にもお勧めです。
機内食を食べた後に歯磨きをしないと気分が落ち着かないという人にもオススメ!
ちなみに、私のいるフランスではスーパーでマウスウォッシュの大瓶が売っているので日本から大きいボトルを持っていく必要はありませんでした。
携帯用マウスウォッシュは液体です。飛行機内に持ちこむ際は機内持ち込み品のルールに則って持っていきましょう。
【現地生活編】現地に到着してから役立った無印商品
自炊にオススメ!シリコーンツール
シリコーン 菜箸:690円
シリコーン 調理スプーン スモール:390円
フランスをはじめとした海外には、日本のようなシリコーンを使った調理器具はあまりありません。特にアジアの調理器具である菜箸は、まずありません。
シリコーン調理器具のメリットは「比較的軽い」「手に馴染みやすい」「鍋、フライパンを痛めない」「洗いやすい」ところ。
特に留学中は一人暮らしになる人も多く、自炊の機会も増えがち。普段から自炊をあまり行ってこなかった人は、使いやすい調理器具があると自炊時間が楽しくなります。
調理器具はお皿と違ってカサバらないので、なるべく日本のものを持っていこうね。
日本のノートは使いやすい!ノート各種
ノート・6mm横罫:B5・B罫・30枚・糸綴じ、120円
他各種
留学先には、使い慣れたノートを持っていくのがお勧め。
キャンパスノートのような、ちょうどいい大きさのノートが売っていない場合があります。
勉強に使う他にも、日記、家計簿、アイデアノートなどノートの使い道はたくさんあります。
筆者は今までに約30か国の国を訪問しましたが、文房具、特にキャンパスノートのクオリティは日本が1番いいと思います。
国によってはそもそも紙のノート取るという文化がない場合もありますが、日本式のノートテイクに慣れている人は、紙のノートを一式持っていくと便利です。
日本が恋しくなった時のために!素材を生かしただしパック
素材を生かしただしパック 煮干しとかつお・昆布:10袋、550円
他3種
留学先では日本食が恋しくなる瞬間が必ずきます。
しかし、海外できちんとした日本食にありつけるのはかなり難しいです。
海外の日本食レストランは、日本にある日本食レストランよりも味が落ちていたり、美味しくても高価で毎日のようには食べることができなかったり。
海外でちゃんとした日本食を作ろうとすると、ほぼ必然的に自炊することになります。
海外自炊で直面するのが、「だし(出汁)」問題。
海外にも顆粒になっている和風だしが売っているのですが、どうしてもきちんと素材からとった出汁の味にはおよびません。
留学先で文化の違いに疲れたり、勉強がうまく行かなくて落ち込んでいるときに日本食を食べると気持ちがホッとします。
無印のだしパックは、出汁の基本素材を細かくしあらかじめ小分けの状態になっているので、鍋に放り込むだけでちゃんとした出汁を取ることができます。
だしパックは重さも分厚さもあまりないので、留学バックの隙間に詰めて持ってくることができます。留学カバンに空きがある人はぜひ持ってきて欲しいものの一つです。
留学先の国によっては検疫のために特定の食品の持ち込みを禁止しています。留学に出汁のような食品を持っていく場合はあらかじめその国の検疫情報をチェックするようにしましょう。
海外の無印良品のプチ情報
海外って無印良品の店舗ないの?
海外にも無印良品の店舗はあります。
アジアをはじめとして、ヨーロッパ、北アメリカの各国に無印良品は「MUJI」として出展しています。
日本人の多くが留学先として選ぶアメリカ、イギリス、大陸ヨーロッパの国に無印良品の店舗があるので、留学先でも無印良品の製品を買うことは可能です。
しかし、海外の無印良品は値段が日本の無印よりも、1.3〜1.5倍高いです。特に円安が進んでいるときに留学に来ると、2倍近い値段になることもあるでしょう。
さらに、海外の無印良品は海外のお客さんに向けた品揃えになっているので「日本の無印にあるのに自分の国の無印にはない!!」ということもあり得ます。
私の留学先のリヨンの無印は食品系の品揃えが、日本の無印に比べると良くないです。。
フランスでも無印は結構、人気。
ここでちょっとしたフランスでの無印良品事情をご紹介。
私が留学で来ているフランスでは、無印はちょっと高めの生活用品店という位置付け。
細かな消費者への配慮が人気で、ショッピングモールの一角に「MUJI」と大きな特徴的な看板で出店しています。
特に店舗の中でも文房具コーナーは広く取られていて、日本の文房具が人気なことがわかります。
また、派手すぎない洋服のデザインも人気なようで、無印店舗に行くと服を吟味しているフランス人がたくさんいます。
しかし、実際にフランス人と話していると無印良品が日本のブランドだと知らない人も結構います。
「品質がよければどこの国だろうとあまり関係ない」というフランス人の気質を感じます。
無印良品に限らず、ユニクロのような日本のブランドは「品質がいいちょっと高めのブランド」という認識があると感じます。
まとめ:留学前は無印によってみよう
留学前は品質がよくお値段もプチプラな無印良品によってみると留学生活の助けになります。
私自身も、もっと無印良品のものを持ってくればよかったなと感じることが留学中たくさんあります。
最後に留学前に日本で買って持っていくものを作るときに活用できるリストを載せておきます。
- 大体のものは現地でも手に入る
- 日本の使いやすさを重視したデザインは海外では少ない
- 日本食関係のものは海外では手に入りにくいので持っていく(軽くて持っていきやすいだしパックがお勧め)
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
このブログでは、フランスに留学に来ている修士大学院生は自分の経験をもとに、留学情報、海外旅行情報、アート情報をお届けしています。もしこの記事がいいなと感じていただけましたら、他の記事もぜひご覧ください。
フランスに来るまで、「フランスで実際に生活しているフランス人がいるわけだし、基本的な生活用品は現地で揃うでしょ!」という気持ちでした。
実際にフランスで生活用品を買ってみると、絶妙に使いづらかったり、日本人の生活に合っていなかったりと「なんか残念・・」という商品にたくさん出逢います。