フランス大学院留学の費用はどれくらい?実際フランスで生活する現役正規留学生が留学予算を紹介【フランス留学】【大学院留学】

こんにちは。バゲちゃんです。フランスで大学院生をしています。フランスに到着して1年が経過し、フランスでの出費の計算をしてみました。

フランスの大学院の生活情報は、他の国の留学に比べるとどうしても少ないというジレンマを自分自身持っていたので、ここに自分の生活費の情報をまとめてみたいと思います。

フランスの大学院だけではなく、語学留学、交換留学にも使える情報を載せているので、是非参考にしてみてください。

フランス大学院留学に有用な細々とした情報も載せているので是非参考にしてみてください!

結論:1年間の合計費用

約20000€

フランス大学院留学の費用とそのイメージ

フランス大学院留学の費用・生活費は、大学の所在地や生活スタイルによって異なりますが、一般的には日本と比べて高め。

パリやリヨンなど主要都市では住居費が高く、食費や交通費もかかります。食事は外食よりも自炊が経済的です。

月額で住居費が500ユーロ以上、食費が200ユーロ程度、光熱費が60ユーロ程度、交通費が30ユーロ程度の目安です。(後でじっくり解説します)

また、ユーロの為替変動も影響するため、事前に十分な資金計画が必要。特に急激に円安が進むと、日本で準備、想定していた予算のイメージが崩れてしまいます。

フランス留学中は奨学金やアルバイトで収入を補うことも考えられます。しかし、フランス大学院留学を検討する際には、生活費もしっかりと計画することが重要です。

私の留学生活と生活のイメージ

フランスでの具体的な大学院生活をイメージするために、私の生活とそのスタイルを少しだけ紹介。

筆者の生活とそのスタイル
  • フランス南部のリヨン・文系の大学院生
  • 移動は基本的に徒歩・公共交通
  • 日本食レストランでアルバイト
  • 25歳男性・食事の量は多め
  • 服などには興味なし
  • 食事は基本的に自炊
  • たまに飲みに出る
  • 留学中たまに旅行

私は基本的にお金を使った遊ぶ方が大好きというわけではなく、留学中は質素に生活しています。食事も自炊で済ませ、外食するということもあまりありません。

しかし、ヨーロッパにせっかく住んでいるので、たまに小旅行としてフランスの都市に旅行したり、近隣の国に旅行したりしています。

筆者

同じくフランスに留学に来ている方は、普段の生活は質素に過ごし、旅行中などでお金を使う方が多いです。

フランス大学院留学・1年間の費用の内訳

フランス大学院留学、初期費用(一回限りのお金)

項目費用
フランス大学院・学費159€
キャンパスフランス・手続き費用20800円
戸籍抄本450円
戸籍抄本の法定翻訳・アポスティーユ12000円
ビザ申請費用50€
フランス渡航費(片道)120000円
海外旅行保険(要確認)3000円
出生証明書発行費用9€
合計約1400€・約19万円(2022年8月レート)

フランス大学院に進学するにあたり、大きくかかる費用は、

  • 学費
  • 渡航費
  • 各書類申請料金

の3つの費用。

私の大学の場合、外国人学生への学費の割引があり、年間160€ほどで大学の授業を受けることができています。大学の登録費は大学により異なるので注意が必要です。

また、ビザ申請や戸籍抄本の取得、翻訳にあたり、書類の申請に細々とした料金がかかりました。

加えて、フランスの医療保障(学生は無料)を申請するまでの短期間の間、海外旅行保険に数週間だけ加入して現地の制度に加入されるまでの期間をカバーしました。

自分の場合、学費が格段に安かったので留学準備にたくさんのお金を費やさずに済みました。

初期費用

約1400€

フランス大学院留学、生活費(毎月かかるお金)

固定費(毎月)

項目費用
家賃550€(−150€)
光熱費60€
交通費(定期)30€
通信費25€
保険料(mutuelle)30€
合計695€(−150€)

毎月の固定費は大体700€ほど。

私はワンルームの独立した部屋に住んでいるため、家賃が550€と少し高め。しかし、フランスの政府の住宅補助のおかげで、実質家賃として払っているのは400€ほどになっています。また、フランスは光熱費が高騰しており、一人暮らしでも月々60€ほどかかります。

特にフランスは学生に対して多くの社会的な保障を展開しているので、留学中の生活の助けになります。

フランスの政府の社会保障に加え、個人でもmutuelleという保険に加入しているため、月々30€ほどの出費があります。このmutuelleという保険はフランスでアルバイトなどをするときに必須になるので、フランス到着後は是非加入するようにしましょう。

変動費

項目費用
食費300€
交際費100€
日用品費150€
理容費15€
旅行費200€
雑費100€
合計865€

毎月の変動費は約850€。多い月もあれば少ない月ももちろんあります。

特に外食などが重なる月は、食費が格段に増え出費も増えてしまいます。フランスの外食は、どんなに安いところでも一食につき15€ほどかかります。そんなに外食しない場合なら問題はありませんが、頻繁に外食したいという人は予算を多めに見積もりましょう。

また、私は旅行が趣味なので、毎月ある程度の出費を旅行代金として計上しています。このブログ内でも旅行中の記事を頻繁に書いているので是非チェックしてみてください。

毎月の出費合計

約1500€

【まとめ】フランス大学院留学、1年間の費用は「約20000€」

1年間の費用
  • 初期費用:1400€
  • 月々の出費:1500€
  • 1年間の費用合計:20000€

私のフランスでの年間の出費は年間20000€。

レートにもよりますが1€125円の時は約250万円、1€155円の時は約310万円ということになります。

私はこれでも出費が少ない方なので、よく外食をする、よく買い物をするという方はもっと出費が重なります。留学を検討する際は出費をきちんと計算し、身の丈にあった予算計画を立てるようにしましょう。

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