

こんにちは。バゲちゃんです。美術史という美術の歴史に関する学問を勉強している学生です。旅行が好きで、今までに国内外の80箇所を超える文化施設を訪問しにいきました。
2022年に瀬戸内芸術祭という瀬戸内海の様々な島で、同時に開催される芸術祭に遊びに行ってきました。
もちろん、瀬戸内海の島でアートに関して一番有名と言ってもいい、直島にも行ってきました!
この記事では、直島の様々な美術館、アート作品を、自分の足で実際にめぐった経験をもとに、様々なケース別でのオススメの移動方法をご紹介します!
直島は地図では小さく見えますが、実際に行ってみるとかなり広いです。この記事を参考に移動手段の計画を立ててみてください!
- 直島観光のテッパンは、「電動自転車」をレンタルしよう(注意点あり)
- 免許を持っていれば、「電動スクーター」をレンタルをしても楽しい
- 大人数、お子さん、ご高齢の方がいる場合は、「レンタカー」が一番楽
- 数カ所見れれば良いというあらば、「徒歩&バス」
広くて勾配の激しい直島を、「歩き」での移動は超辛い。

直島は地図上で見ると、瀬戸内海に浮かぶ小さな島ですが、実際に訪れてみるとかなり大きい島です。
大きさが大きいだけでなく、集落をつなぐ道の高低差がかなりあるため、歩いて全てを回り切るのは、時間的、体力的に現実的ではありません。
また、直島内のアートスポットは島内に点在しているため、アート鑑賞が終わって長時間歩いて鑑賞してまた長時間歩くことになってしまいます。
せっかくアートを見にきたのに忙しなく移動しなくてはいけないのは嫌ですよね。
直島を徒歩で回るのは、やめておこう。アート鑑賞を楽しめなくなってしまう。
人数、ケース別のオススメ移動方法

直島を存分に楽しみたい人は、「電動自転車レンタル」一択

直島にあるアートを存分に楽しみたいという方は、電動自転車をレンタルしよう。一日1000円から1500円程度でレンタルすることができます。
直島の道は舗装されていて自転車でも難なく周れることに加えて、直島はあまり自動車が走っていないので安心して自転車に乗って移動することができます。
また、バスでの移動と異なり、お友達と直島観光する場合も会話をしながら移動することはできます。

直島は瀬戸内海の島らしく、心地よく乾いた風が吹いていて景色も抜群だ。自転車で移動しながら、絶景を楽しむこともできる。
また、直島の集落の中には道が狭くなっていて、車では通りづらい箇所もあるのですが、自転車ならスイスイ通り抜けることができます。
安全には気をつけて、電動自転車で直島を駆け抜けるととっても気持ちがいいですよ!
しかし、直島で電動自転車を借りる際は注意点があります。
- 電動自転車を当日レンタルをしようとすると在庫切れになっていることもあるので、必ず予約しよう。電動機付きでない普通の自転車で直島を回るのはかなりきつい。
- ベネッセが管理するエリアは自転車では入れないので、結局歩くことにはなる。
直島にはいくつかレンタルサイクルを取り扱っている業者がありますが、観光シーズンになると電動自転車が全て貸し出し中になってしまう可能性があります。
電動自転車が全て貸し出しになってしまっても、通常の電動機付きでない足漕ぎの自転車のレンタルは残っていることが多いです。しかし、高低差がある直島の道を電動アシストのついていない普通の自転車で移動するのはかなりきついと思います。
私が直島観光しているときに、電動アシストのついていない自転車をレンタルして漕いでいる女性二人組とすれ違いましたが、かなり移動がキツそうで5月にもかかわらず汗だくでした。
特に休日や連休シーズンなど、歩いていど直島に行く人が多そうだなというときに、直島に行かれる方は、あらかじめ電動自転車のレンタル予約を早めにしておきましょう。
万が一、電動自転車をレンタルできなかった際は、下記の他の方法で移動するのをお勧めします。もう一度言いますが、電動自転車がなかったからと言って普通の自転車を借りるのはかなりきついですよ!

また、ベネッセハウス美術館や李禹煥美術館があるベネッセ管轄のエリアでは、ベネッセの運営する美術館に泊まる方以外は、車、自転車、バイクの乗り入れを行うことができません。
そのため、宿泊者以外はエリアの外に設置されている駐車場、駐輪場に乗り物を止めてから、ベネッセ管轄エリアに徒歩で入るか、管轄エリア内を走るバスに乗って移動する必要があります。
ベネッセ管轄のエリア内もそれなりに高低差があるので、暑い時期は飲み物やタオルを持っていくことを忘れないようにしましょう。
少ない人数で自動車免許を持っていれば「電動スクーター」も楽しい!

もし、自動車運転免許、原付免許を持っている場合は、電動スクーターをレンタルするのも良いでしょう。
電動スクーターなら、電動自転車よりもさらに快適に移動することができます。何しろ、スロットルを捻るだけで移動ができるので、かなり快適です。
加えて自転車のような爽快感も同時に味わえるので、快適さと爽快感を同時に味わいたいという方には、電動バイクはうってつけです。
直島内は車もそんなに走っていないので、電装スクーターに乗ったことがないという方も比較的安心して乗ることができます。
かういう私も、直島で人生初の原付に乗りました。最初は怖かったですが、少し慣れるとかなり簡単に操作することができました。
もちろん、自転車よりも速度が出てしまうので、安全には十分に注意して運転しましょう。
この電動バイクレンタルですが、上記の電動自転車同様、季節によって在庫がなくなってしまったり、ベネッセ管轄のエリアに入れなかったりするので、レンタルする際は注意してください。

バイクも結構楽しいよ!この機会に挑戦してみては?
大人数、お子さん、ご高齢の方がいる場合は、「レンタカー」を借りましょう。

直島に大人数で行く、お子さん、高齢者の方と一緒に行くという場合は、レンタカーを借りて移動するのが楽です。
4人以上で直島に行く場合は、電動自転車、電動バイクが全員分手配できない可能性もありますし、 費用も余計にかかってしまいます。ある程度の人数がいる場合は車で移動する方が、金銭的にも効率的に移動することができます。
また、お子さんやご高齢の方など、電動自転車に乗ってもらうには不安がある場合は、車を借りてしまうのがお勧めです。
レンタカーを借りる際は、直島で借りるか、直島に行く前に高松、宇和で借りておいてフェリーで移動するかという2パターン考えられます。
フェリーで車をわざわざ往復させるのはお金がかかってしまうので、直島観光にだけ車を使いたいという方は、直島現地のレンタカー業者にあらかじめ予約を取っておきましょう。
直島内を運転する際は、道が細く曲がっていたり、普段自転車に乗り慣れていない自転車のかたが道にいるので十分に注意して運転しましょう。
また、自転車、バイク同様に、ベネッセ管轄エリアでは、宿泊者以外の車は乗り入れることができないので、少々の徒歩移動は覚悟しておきましょう。

普段、車移動に慣れている人は車で直島を巡ってもいいね!
見たい作品を見れれば良い!という人は、「徒歩+バス」がおすすめ

直島の全ての作品を見たいわけではなく、「お目当ての数作品だけ見れればいい!」という方は、徒歩移動とバス移動を組み合わせた移動がお勧めです。
直島内を走るバスは本数は多くはないのですが、主要なアートスポットは結んでいるので時間的な制約に目をつぶれば効率的な移動方法です。

直島にある全ての作品を見ようとするとバス移動では時間が足りなくなってしまいます。例えば「ベネッセエリアの美術館が見れればいい」という方にはお勧めです。
また、バスは時間帯によっては座れないほど混み合うこともあるので、バス移動の際はある程度の覚悟が必要です。
加えて、レンタルサイクル、レンタルバイクを借りるお金を節約するためにバスに乗る方もいるかもしれませんが、バスに何回も移動する場合、結果的にレンタルサイクル、バイクと同じくらいお金がかかってしまうので、注意して選びましょう。

バスはゆったり直島を回りたいという方にはオススメの移動方法だね
まとめ。直島観光は計画的に立てましょう!

直島を観光する際は、ほとんどの場合、レンタルサイクル、レンタルバイク、レンタカー、バスを利用することになります。
バス以外の、レンタルサイクル、バイク、カーを利用する場合は、あらかじめ予約をしておくことを強くお勧めします。
万が一、予約ができず、レンタルサイクル、レンタルバイク、レンタカーを借りれなかった場合は、普通の自転車を借りるのではなく、潔くバスで移動しましょう。

直島に行く際は、交通手段、ルートをよく考えて行こうね!
この記事を最後まで読んでくださりありがとうございました。私は他にも美術、フランス語、旅行についての記事をこのブログで書いています。もし良ければ他の記事もご覧ください。
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