「留学に行きたくない」そう思っている人に読んで欲しい記事。【海外留学】【大学生】【留学】

こんにちは。バゲちゃんです。フランスで修士の文系大学院生をしています。

この記事を読んでいる人は、こんな人かなと思います。

読者
  • 「留学を進められるけど興味がない」
  • 「留学をなんとなくしたいと思ってたけど、いざすると決まると行きたくなくなってしまう」
  • 「自分が留学をしたいのかしたくないのかわからない」
  • 「そもそも留学に行きたくない」

実は、私もフランスに留学しにくる前に、「留学に行きたくない」と思っていた時期もありました。

海外留学に行くということは、自分の慣れ親しんだ地元の土地を離れて、家族、友達と遠く離れたところで一人で生活をするということ。

自分自身で留学に行くと決めた私でも、留学の日が近づくにつれて徐々に「行きたくない」という気持ちが強くなっていきました。

留学に行きたくないという気持ちを自分なりによく考えて、私はフランス留学に行くという決断を下しました。

この記事では、「留学に行きたくない!」と思っている人のために、「実際に留学にくる前に行きたくない」と感じたことのある筆者が、留学に対する考えを書いています。

留学に行きたくないと思ってしまう原因を考察し、読者の方に役に立つような記事にしています。

留学をするかどうかの決断は自分次第。ですが、少なくともこの記事を読んで、じっくり考えてみてから決断してほしいと思います。

ぜひ、最後まで読んでみて、ご自身で留学に行くかどうかを決めてみてください。

この記事のポイント
  • 留学に行きたくなくなってしまうのは当然のこと
  • 留学に行きたくないと思う理由を、もう一度考えてみる

留学に行きたくない!!!!

「留学に行きたくない!」

留学しろと親に言われている。大学のカリキュラムで留学が義務付けられているから、留学に行きたいあなたへ。

自分の意思ではない形で留学を勧められている人も多いのでは。

「留学は贅沢なこと」とよく言われます。確かにその通り。

でも、本人が留学に行きたいという気持ちが留学も贅沢なものなのでしょうか。

いくらお金がかかる、時間がかかる、価値があるとされているということでも、本人の気持ちがないなら、どんなものにも価値なんてありません。

もしくは、自分で留学を決めたけどいざ出発するとなると行きたくなくなってしまったあなたへ。

自分が行きたいと決めたものでも、いざ自分で留学の計画を進めると、なんとなく行きたい気持ちが冷めてしまった。

いざ自分の夢が実現するとなると、なんとなくモチベーションが湧かない。

自分のしたいことがいざ実現しそうになると、なんとなく具体的なイメージが湧かなくなってしまうものです。

そもそも留学に行きたくないと感じてしまうのも当然のこと。

留学に行くということは、自分の環境を大きく変えるということ。

人間は自分が安心していられる環境を愛する生き物。

自ら自分を困難な状況に置く留学にモチベーションが湧かないのは当然のことなのです。

一度、留学に行きたくない理由を考えてみる。

「留学経験は役に立つ」。そんなことわかってるけど。。

そもそも海外に興味がない、好きじゃない場合は行かないのもアリ。

そもそも留学はおろか、海外自体に興味が全くないという場合は、留学に行かない方がいいかも。

そもそも海外の文化や、外国語学習に全く興味がないという人は留学に行かないという決断もあり。

せっかく時間とお金をかけて海外に行っても全く興味が湧かないものには、モチベーションなんて湧きません。

モチベーションが湧かないと、留学中の勉強も、学校以外の生活もなんとなく疎かになり、辛い留学生活になってしまいます。

また、モチベーションが湧いていない留学生はなんとなく周りの学生から見てもわかり、徐々に孤立していきます。

筆者

私が見ていた留学生の中にも、「あんまりモチベーションないんだろうな」という子もいました。そんな子は、なんとなく留学中もそんなに楽しそうに過ごしていませんでした。残念です。。

ただ、日本にいても自分の身の回りには想像してる以上に、海外の文化、海外の影響があることには気づいた方がいい。

いくら日本にいて、日本の文化が好き、日本にしか興味がないという人でも、一度考えてみてください。

例えば、毎日食べる食料品も「100%」国産なんてことはないはず。必ず、日本以外の国から輸入された食品を食べているのです。

街中で聴く音楽、映画、本も、日本以外のもので作られたものに溢れています。

海外から入ってきているものが、「なぜ日本に入ってきているのだろうか」「日本では生産することはできないのだろうか」と考えてみる。

そうすると、いくら日本が好きでも海外との関わりは切り離せないということがわかります。

「日本が好きだから」「日本にしか興味がないから」という理由で、留学に興味を持たないのは、少し視野が狭いかも。

「不安だから留学に行きたくない」は、もったいない

留学に行くのが不安だから留学に行きたくないというのは、もったいなさすぎる。

確かに留学中は、大変なことがいっぱい。

言語も通じなければ、文化も食べ物も違う。治安も日本に比べるとどんな国も良くないです。

日本で家族と一緒に暮らしている人は、海外留学が初めての一人暮らしになるでしょう。

自分で自分の面倒を、全て一人で、全く日本とはことなく環境でどうにかしなくてはいけないです。

でも、そもそも言葉の通じない国でのコミュニケーションは誰でも不安。

海外留学が不安にならない人なんていません。

海外留学に行きたいと長い間思っていても、いざ出発するとなると誰でも不安になるものです。

自分だけがこんな不安を抱えているのではなく、留学経験者はみんな不安を抱えた状態で出発していきます。

筆者

私もフランス留学に出発する前は不安に駆られ、留学以外の道を探した時期もありました。

でも、自分が想定している不安なことの95%は「起きない」!

留学に行きたくなってしまうほど心配性、不安がりの人が想定するようなことのほとんどのことは起きません。

日本人が留学に行くような国は、ある程度日本人留学生が留学した前例がある国ばかり。

どんな不安があったとしても、ほとんどのことは起きません。

留学先では不安よりも楽しいが待っているはず。

留学に出発する前には、なるべくポジティブなイメージを持って出発するできるようにがんばりましょう。

きっと、今抱えている不安をはるかに超える素晴らしい留学経験が待っています。

時間をかけてちゃんと悩むのも大事。

僕はフランスに留学しに来ましたが、来て良かったと感じています。

日本では絶対に合わなかったであろう、いろんなバックグラウンドを持っている人たちと話すことができます。

自分自身の思いがけない新たな1面を見つけることもできました。

何より、自分に自身が持てるようになりました。

留学がつらくて大変という人もたくさんいます。

でもそんな人たちも、それぞれの形でなんとか頑張って留学に来ているのです。

留学に行きたくないというどういうことなのか。

なぜ「留学に行きたくない」と感じているかを、出発前にちゃんと考えておくといいのはないでしょうか。