- 矯正治療って何が一番辛いの?
- 矯正してみたいけど、なんとなく怖い。。
- 歯列矯正をしたいけど、他の人の体験談が気になる!
こんにちは、バゲちゃんです。
この記事に辿り着いた方は、歯列矯正をしてみたいけど、どんな辛さがあるかあるのかなあと気になっている方、歯列矯正をすでに始めているけど、意外と辛くて他の人の体験談を聞いてみたいと感じている方なのでは無いのでしょうか。
実は、私も以前は歯列矯正の辛さに怯え、悩まされていた一人でした。どんな辛さがあるのかわからず矯正を始める一歩を踏み出すことができずぐずぐずしていたり、いざ始めると思っていたよりも辛くて毎日他の人の体験談を眺めていたり。。。
今回は、実際に歯列矯正をし始めて一年以上が経過し、徐々に歯列矯正の辛さとその克服法がわかったえきた私が歯列矯正をしている最中に感じる辛さについてご紹介していきます!
- 矯正中に感じる辛さをきちんと理解することができる!
- 歯列矯正中に感じている辛さが大体いつ終わるかわかる!
歯列矯正中に感じるつらさ
まず、歯列矯正中に感じる辛さには、大まかに分けて三つのことがあると思います。
- 肉体的な辛さ
- 精神的な辛さ
- 金銭的な辛さ
もちろん、このほかの要因で感じる辛さもあるとは思いますが、この三つはほとんど全員の方に当てはまるものなのでは無いでしょうか。
初めに、肉体的なつらさ。
そもそも、歯列矯正は理想の歯並びに近づけるために元々並んでいる歯を力をかけて動かすわけですから、歯が動くことによるある程度の痛みや顎の違和感、抜歯の際の痛みなど、痛みを感じてしまう場面が多くあります。
特に、矯正を始めたての時は、矯正を始めるための抜歯や、矯正器具を初めてつけることによる違和感、急速に動くことにより生じる痛みなど、肉体的な辛さを多く感じる時期でもあります。
そりゃあ、無理矢理歯を動かそうってんだから、痛いよね。。。
次に、精神的なつらさ。
歯列矯正を始めて歯に矯正器具がつくと、一時的ではありますが見た目が変化してしまうために思いっきり笑えなくなってしまったり、口の中に何か異物があることでストレスに感じてしますことも。
さらに、歯列矯正中は定期的に歯医者に行かなかくてはいけなかったり、歯ブラシに時間が非常にかかることなど、自分自身がすり減るような感覚になっていきます。
特に、歯が急速に動いてくれ見た目が大幅に改善していく矯正初期と比べ、矯正を始めて時間が経ち歯の動きが緩やかになっていくと、矯正に対するモチベーションが薄れ、歯磨きなどがより一層辛くなっていきます。
矯正って一年以上続く長丁場になるもの。時間の経過とともに、徐々に精神も疲れていきます。。
最後に、金銭的なつらさ。
日本では歯列矯正は、ほとんどの場合保険適用外の自費診療であるため、高額の治療費がかかってしまいます。
その費用の幅はかなり開きはありますが、大体60万円から150万円ほど。なお、歯列矯正の金額は、病院や治療内容によって大幅に異なるため、注意が必要です。
いくらお金がある方でも、この金額の買い物をするときに「安い」という感覚になれる方は少ないのでは無いでしょうか。
100万円あれば、世界一周だってできてしまいます。
歯列矯正の場合、多くの方がローンを組んだり分割で支払いをしたりしますが、他のローンと同様徐々に家計をひっぱくさせてしまう出費となります。
歯列矯正は若いうちにやりたいけど、若い時はお金がなくて大変だよね。
具体的にどんなことがつらいの?
ここからは具体的にどんなことが、辛いのかご紹介していきます。
今回は辛いことを、矯正の段階の時系列順にまとめてみたよ!
読者の方のそれぞれのステージに応じた場所をみてみてね!
それぞれ辛いことと、その辛さの対処法、期間をまとめているので参考にしてみてください!
抜歯
歯列矯正は、歯の並びをきれいにするもの。
元々の歯並びが、出っ歯だったり、歯がガタガタしていたり、受け口になっていたりと歯列が理想とされている状態では無い状態から、正しい歯並びに並び替えてあげるためには、歯がきちんと収まるためのスペースが必要になります。
子供の場合は、顎自体を大きくするなど、歯を抜かない選択肢もありますが、大人になってからの矯正では抜歯を行なってスペースを確保してから矯正を始める場合が多いです。
私の場合、親知らず2本、上顎の小臼歯1本の合計3本の抜歯を行いました。
特に、下顎の親知らずは歯茎の中に埋まっていたため抜歯をする際に歯茎を切るなどし傷が深かったため、抜歯後三日間ほどは痛みが残ってしまいました。
手術中はもちろん麻酔が効いていますが、麻酔が切れ始めると痛みは強くなりました。
ちなみに、私の兄も大人なってから矯正を始めたのですが、兄の場合は親知らず4本と、小臼歯4本の合計8本抜歯を行いました。
親知らずの抜歯は入院して全身麻酔で行い、手術後一週間ほどは顔がパンパンに腫れていました。かわいそう。。
- 場所にもよるが、親知らずの抜歯が一番辛い。
- 痛みは三日から一週間で引く。
- ピークは、抜歯後数時間から翌日くらいまで。
歯が動く痛み、ものを食べるときの痛み
抜歯が終了し矯正器具をつけると本格的に歯が動き始め、歯が動くことに伴う痛みが出てきます。
私の場合、一番痛いのは、矯正器具をつけた最初の日とその翌日で、そのあとは調整を挟んでも徐々に痛みの強さは少なくなっていきました。
元々、綺麗ではないといえど、特定の場所に収まっていた歯を動かしていくのですから、痛みは出てしまいます。
矯正器具をつけたての時は何をしていなくても辛いですが、特に辛いのは食事をするとき。
私は最初の方は、柔らかい食パンも食べられないくらい歯が痛みました。始めて器具をつけて物を食べた時は、鈍いような痛みが口の中で広がり、「こんなんで矯正続けられるかな、、」と不安になりました。
しかし、矯正が進み、ある程度歯列が並び始めると、歯医者さんでの器具の調整を挟んでも、痛みはそこまで強くならなくなっていきます。
- 矯正を始めたての頃は特に辛い。
- 調整を行うたびに二日から五日ほど続くが、調整を挟むたびに徐々に治っていく。
- 痛みとしては、捻挫や打ち身に近いような鈍い痛みが口の中に広がる。特に物を食べるときに痛みは強くなり、杭で打ちつけるような痛みを感じる時も。
器具を見られるのが嫌で笑いづらい、口を開けたくない
矯正器具をつけて感じるのは、他人の目線。
最近では矯正がより一般的になり、矯正をしている人を馬鹿にするような人はほとんどいませんが、人の印象を左右する口元に人工的な器具があることに違和感を感じる人がいるのも事実。
特に、ホワイトニングをしているなど口元に意識が向いている人にはよく気づかれます。
私は、歯の表側に透明のプラケットをつけて矯正をしていますが、それでもたまに他の人に気づかれます。
逆に、何時間話していても全く気が付かない人もいるので、これは個人差かも。
しかし、矯正をやって見る前にはわからないことですが、矯正をしていることを気づかれても他人にそれをバカにされたり、変な目で見られることはほぼありません。
逆に、矯正にいくらかかったか聞かれたり、矯正に興味を持っていることを打ち明けられたりと、意外と世間的に歯列矯正にはポジティブなイメージを持っている方が多いことに気がつきます。
私の経験の中では、健康や美容のために努力して矯正をしている人をバカにするような人はほとんどいないです。
- 表側矯正をしていても、意外とバレることは少ない!
- 矯正していることがバレたらバレたで、意外と変に思われることはないので、安心しましょう。
歯磨きがしづらい、ものがつまりやすい
矯正をしていると、ものが詰まります。とても詰まります。びっくりするほど詰まります。
私は矯正を始める前は、「そうはいってもそこまででしょう!」と思っていましたが、矯正を始めてからびっくりするほど詰まることに気がつきました。
そもそも矯正器具はワイヤーや歯につけるブラケットなど複雑な形をしている上に、それらを取り付ける歯もそれぞれの形をしているため、口の中はものがつまりやすい箇所が多くできます。
私の場合、特に詰まりやすいのは、犬歯と小臼歯の間、大臼歯の隙間、各ブラケットとワイヤーの隙間などで、食事のあとは何かしらが挟まってしまっています。
特に、お米や麺類、繊維質の野菜は隙間にピッタリ入り込むことが多く、取りづらいです。
さらに、矯正器具がついているため、歯磨きもしづらく、非常に手間取ってしまいます。
私が毎回の歯磨きにかけている時間は約10分ほど。歯間ブラシやフロス、先の細いタフトブラシを組み合わせながら、器具についた汚れをとっています。
この歯磨きをめんどくさいからと言って適当にやっていると、汚れがついているところから虫歯になってしまい、矯正を中断させることにもなってしまうため、きちんと入念に行いましょう。
- 矯正器具がついている間は、ずっと食べ物が挟まり続ける。
- 丁寧なでこまめなブラッシング(歯磨き)が必要。
器具の異物感、口内炎
矯正中は口の中に器具がつくことになるので、常に器具と口の中の粘膜が擦り合わされる状態になります。
加えて、矯正で使う器具にもよりますが、舌などの動きを妨げるような器具もあり、そのような場合が口の中に違和感があります。
その結果として、器具がついてある場所の周囲に口内炎ができてしまうため、器具があたり非常に痛いです。特に厄介な点は、器具が擦れてできた口内炎は、できた後も器具が擦り付けられることになりため、痛みが強く非常に治りが悪いところ。
矯正を始めると、同時に数カ所で口内炎ができることもザラ。。
器具が擦れるたびに鋭い痛みを感じます。
頻発する部位としては、頬の内側や舌。
また、口内炎ができてしまった際の市販の治療薬ですが、チューブに入って自分で塗るものより、パッチ型で全体的に膜を貼ってくれるものがオススメです。
パッチ型のものを貼ることで、口内炎をカバーして炎症が起きている部位が矯正器具と擦れるのを防いでくれるため、痛みが和らぎます。
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- 矯正中は矯正器具により異物感と口内炎が発生しやすい。
- 口内炎の薬はパッチ型のものがオススメ。
後半から歯の動きが小さくなってきて、モチベーションが保てない。矯正の時期が伸びて、終わりが見えない感覚になってしまうことも。
矯正も後半になってくると、前半のダイナミックに動く時期が終わり、最終的な位置を調整する段階になっていきます。
そのため、毎日鏡で見ても劇的に変化することはなく、矯正を始めたての楽しさが少なくなっていきます。
それにもかかわらず、口内炎などの口腔トラブルや、見た目の問題は続くためどうしてもモチベーションが保ちづらくなってしまいます。
見た目に変化がないと、歯ブラシのモチベーションも保ちづらい。。。
さらに、矯正は人間の体に行うものであるため、あらかじめ終了する時期をピッタリと設定することは難しく、終わる時期が前後してしまうことも。
ただでさえ、数年単位の時間がかかる矯正の終了時期が伸びてしまうと、より辛く感じてしまいますよね。
私自身も、一年ほどで終わるとされてきた矯正が、最後の微調整のためにずるずると引き伸ばされてしまいました。。
矯正の時期が伸びて、終わりが見えない感覚になってしまうことも。
- 矯正後半からは、歯の動きが少なくなり徐々に疲れてくる。
- 矯正時期の終了は、引き伸ばされることも。
- 矯正仲間を見つけて、自分でモチベーションを保つようにしよう!
まとめ
こちらの記事では、矯正中に感じるつらさやストレスについて紹介していきました。
私自身が感じたつらさだけでも、
- 抜歯
- 器具の痛み
- 口内炎
- 人からの目線
- モチベーションが下がりがち
- etc
のように、 肉体的にも精神的にも感じる辛さが多くありました。
矯正って辛いですよね。でも、綺麗で健康的な歯並びを手に入れるために、是非ともするべき治療だと私は考えています!
まだ矯正をしていない方にはぜひお勧めします!
もう矯正を始めている方、一緒にがんばりましょう!
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