フランス人は信号を守らない?!フランスの歩行者用赤信号事情をご紹介します。【フランスコラム】

こんにちは。バゲちゃんです。フランスで大学院生してます。

フランスで生活をし始めてから、とあることに気がつきました。

そのあることというのは、フランス人は歩行者用の信号を全然守らない!!!!

フランスの街中を歩いていると気がつくのですが、ほとんどのフランス人は車が来ていない場合でも歩行者用の赤信号をガンガンに無視して、グングン進んでいきます。

赤信号は車が来ていないなくても基本的に守るのが普通!!と、考えている僕たち日本人にとっては不思議な感覚です。

私自身、日本では赤信号を守らずに渡る人をみると「あ、あの人渡るんだ。急いでるのかな。ルール守らないんだな。」と感じてしまっていました。

しかし、フランスで生活し始めて少し経つと私自身もガンガンに赤信号を無視して生活をし始めていました。不思議ですね。

フランスで車が来ていないのにも関わらず歩行者用の赤信号を守っていると、どんどん他のフランス人は赤信号を渡っていきます。

赤信号を渡っているフランス人に「なんでこのアジア人、渡らないんだろう」と、見られるような感覚がします。多分そんなこと考えていないんですけどね。

この記事では、フランスの歩行者用の赤信号事情を少し考察しながらご紹介していきたいと思います。

旅行者の方に向けての注意点も記載しているので、ぜひ最後まで見ていってください。

超要約

フランスでは歩行者の赤渡りはザラに見受けられます。

日本とは交通ルールが違うので、日本人旅行者の赤渡りは注意!

赤信号をきちんと待ってから渡る人は皆無!!

初めてのフランスの信号は、留学先のリヨンに到着した時でした。

東京、アブダビ、パリ、リヨンへと、飛行機、TGV(新幹線)の乗り換えを数回行い、約24時間ほどの総移動時間の時間の末に、やっっっっっとのことでリヨンに辿り着きました。

もちろん、その到着時は長い長い移動時間の後だったので体はクタクタで、寝不足の状態。

もはや、「到着したぞ!」「フランス生活頑張るぞ!」という感覚ですらなく、到着したのが8月の後半のとっても暑い日だったこともあって、意識も朦朧としました。

それに加えて、留学に向けての荷物のキャリーケースと大きなリュックサックで身動きもうまくできず、スリへの注意もしなくてはいけなかったので、フランスに着いた感覚はほとんどなく、日本と同じような感覚でいました。

日本と同じ感覚で歩道を歩き、赤信号も日本の感覚できちんと待っていました。

赤信号を待っていると、多くのフランス人が自分の後ろからまだ赤信号が灯っている歩道ををぐんぐんと渡っていく気がつきました。

自分以外のほとんどの人が赤信号を進んでいくので、自分の目がおかしくなったのかと思ってしまいました。

「みんな赤信号を渡って進んじゃうなんてこの地区は治安が良くない地域なのかなあ」と、当初思ってしまうほど赤信号を守らない人を見かけました。

その初めての信号を渡った後も、他の信号でもフランス人は赤信号をぐんぐんと渡っていきます。

他の地域の信号でも、他の時間帯でもほとんどのフランス人はぐんぐん渡っていきます。

むしろ、フランス人が赤信号をきちんと守っている機会を見る方が少ないかもしれません。

※車が来ている時は、みなさん赤信号を守り、待っています。

そもそもフランス人は、「車が来ていない時は、信号が青だろうが赤だろうが関係なく歩いて渡ってしまう」ということがその時にわかりました。

赤信号は守るものだという教育を受けてきた自分には少し衝撃的でした。

そもそも「信号」に対しての考え方が違うのかも。

「フランス人は歩道の赤信号を守らないのはなぜ?」という疑問を、フランス人の友達に尋ねてみました。

フランスに来てから、歩道の赤信号を守っている人をほとんど見たことないんだけど、なんでフランス人は赤信号を守らないの?

フランス人の友人

そもそも歩行者用の信号は、「歩行者を守るため」のものであって、「歩行者の行動をコントロールするもの」じゃない

歩行者が機械にコントロールされなきゃいけないの?

車来てないなら赤信号でも渡って良くない?

「そもそも信号は歩行者の行動を制限するものではない」という考え方には、結構驚きでした。

日本では「車が来ていようが来ていまいが、公共のルールにしたがって行動するのが正しい」とされていますが、フランスではその感覚がないみたいです。

確かに、車が来ていないのに赤信号をきちんと守るのはおかしいなと考えさせられました。

人間は他者にコントロールされてはならないという人権的な考え方を感じさせられました。

フランスは、人権の概念が生まれた国ということでも有名ですが、まさか赤信号に関してもその人権的なことを感じるとは思いませんでした。

確かに、車が来ていないのに赤信号をきちんと守っているということは、機械やルールによって人間の行動が無意味に制限されていると考えることもできてしまいます。

「そうなると日本人が赤信号を守っているのは、国民が全体主義な考え方にになってしまっているのか、、?」というイデオロギー的な疑問にも繋がってしまいそうでクラクラしてしまいます。

まあ、信号を守らないせいで、危うく事故になりかけるということもあるけどね。笑。信号は守っておいたほうがいいとは思うよ。

実際にフランスの歩道を歩いていると歩行者が信号を守らないし、車の運転も結構荒いので、危事故になりかけているという場面にも多く出くわします。

フランス人は歩くスピードもそんなに早くないので、せっかちであると感じたことはないのですが、危険を冒してまで信号を渡る姿には不思議な感情になってしまいます。

フランス旅行の際は、信号と横断歩道に気をつけて!

日本とは全く異なっているフランスの歩行者用信号。

フランスに旅行に来ている人も、フランス人が赤信号をガンガンに渡っていく姿を見ることもあるかと思います。

日本人観光客

フランス人が赤わたりしてるし、私も赤わたりしちゃおうかな!

日本人の人が信号を渡るときは、注意して!!

特に旅行者は注意が必要だよ!

日本人がフランスで信号を渡る際は、注意が必要です。(フランスだけでなく日本以外の全ての国でも言えます)

そもそも、フランスは日本とは異なり車が右車線を走行しています。つまり、日本では歩行者が信号を渡る時、まず右側を注視してから信号を渡り始めますが、フランスでは左側に注意を向ける必要があります。日本ではまず右側を見ることに慣れてしまいますが、まず左側をみて、危険を回避しましょう。

また、個人差も大きいですが、フランスでは運転が荒い人は結構危ない運転をしています。場合によっては歩行者の存在に気づかずに交差点に結構な速度で突っ込んでくる可能性もあるので気をつける必要もあります。

最後に、フランスに旅行に来るときは、キャリーケースを引きずることもあると思います。フランスの信号は、日本のような「赤信号になる前の青ライトの点滅」がなく、青信号から急に赤信号になったりするので、大荷物を抱えて信号を渡る際は時間に余裕を持って渡る必要があります。

日本人がフランスの信号で気をつけるべきこと。
  • 車が右車線を走ってくるので、車はまず左から来る。
  • 荒い運転をしている車には、例え青信号でも注意が必要。
  • フランスの歩行者信号は、急に赤になるので時間に余裕を持って。

フランスは悲しいことに信号待ちをしている間に財布やスマホをスられてしまうという犯罪もあるので、少し治安の悪い地域で信号を待つときは手荷物に注意を払いましょう。

ポケットにスマホ、財布を入れない。口の開いたトート型のバックは持ち歩かない。リュックサックに鍵をかける。というような対策をするだけで、スリに狙われる確率はグッと減ります。


この記事を書いた人
バゲちゃん

キーワード:美術、フランス、リヨン、留学生、カフェ、旅行、バックパック

フランスに生活していて感じたことなどをコラムで書いています。

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