- 卒論が書けなくてやばい!!
- 卒論書かないと卒業できないのに、全く手につかない!
- 卒論ってそもそもどう書けばいいの!?
- まずは指導教授に相談に行こう!【最重要】
- チューターさんに論文のヒント、書き方を教わりに行く。
- 最後に他の学生の様子を探ってみる。
もし、それでも行き詰まるなら、レポートの書き方を改めて振り返ってみよう!
「卒論進んでる?」
大学の最終学年である4年生の後半にもなると、そこかしこでこの嫌な言葉が聞こえてきます。
大学の同級生に聞かれたり、ゼミの指導教授に聞かれたり、はたまた大学外の友達、SNS、親からもこんなことを聞かれます。
正直かなりストレスですよね。というのも、卒論を書くのに大体の大学生は苦労していろいろ悩みながら進めていくものだからです。
僕自身も卒論を書くとき、たくさん悩みました。
卒論って書かなくちゃいけないことが明確じゃなくって自分で作らなくちゃいけないから、手順がわからなくなっちゃうんですよね。
そんな「卒論を書き進めることができずやばい!!!」と焦っている大学4年生の方のために、「やばい!」と感じた時にするべきことを3つ紹介します。
実際に私自身も卒論に取り組む際にやばいと感じていたので、その体験談も交えながら、卒論がやばいときにするべきことを見ていきたいと思います!
- まずは、指導教授に相談に行こう!←最重要
- チューターさんに卒論の相談に行こう。
- 他のゼミ生、学生の様子を探ってみよう。
【最重要】指導教授にまずは相談に行こう。
卒論で行き詰まったら、まずは指導教授のもとへ相談に行ってみましょう。
なぜならば、卒論の指導教授をしてくださる教授は、卒論を書く上で必要な知識、方法をすでに知っているだけではなく、学生が卒論でどのようなことに悩みがちであるかということをよく知っているからです。
指導教授は卒論の審査を行う教授でもあるため、いわば卒論がどのレベルに達していればいいかを知っている、「卒論の答案」を知っている方々であるため、きちんと相談しにいけばヒントをたくさん教えてくれます。
例えば、
- 知りたい情報にどのように辿り着けばいいかわからない時には、お勧めの文献を教えてくれる。
- 頭の中でなんとなくモヤモヤしているアイディアを具体的にまとめてくれる。
- 他の過去の学生がどのように卒論を書いたのか教えてくれる。
私の指導教授は3年生の後半の「卒論のテーマ決め」の時期に、使える資料を多く渡してくれたから、卒論が捗りました!
「卒論のテーマすら決まってない!」「興味のあることなんてないよ!」という場合でも、いざ卒論の指導教授の元にいって相談してみると、意外と考えがまとまるということもあり得ます。それでも考えが浮かばなかったら、教授がお勧めのテーマをなんとなく教えてくれるかもしれません。
そして何より、教授はもちろん卒論審査の際に卒論を却下することもありますが、「受け持った生徒を留年させたいというわけではない」ということも頭の片隅に入れておいてもいいかもしれません。
卒論がやばいと思った時には、まずは指導教授に相談に行くのがいいんだね!
チューターさんに助けを求めよう
卒論のテーマや資料は集まって、書きたいことはなんとなくあるけど、具体的にどういうふうに書けばいいかわからない。。。。
という場合には、多くに大学に併設されている、レポート、卒論の執筆援助のサービスを利用してみましょう。
卒論やレポートに行き詰まっている生徒を助けるために運営されている組織であり、多くの場合、論文執筆に長けた、もしくは慣れている専門員さんや大学院生の方が生徒の相談に乗ってくださっています。
そのような施設では、
- 卒論の展開の相談
- アカデミックライティングの相談
- 卒論の導入、結論の相談
- 論文とはそもそもどのようなものなのかという指導を受けること
などを行うことができ、卒論に行き詰まった際には、ぜひ足を運んでいただきたいです。
私の場合、「書きたいことはなんとなく頭の中にあり、資料もあるんだけど、具体的に文章に表していくのができない。。。」という時にチューターのサービスを受けることにしてみました。
じっくりと話を進める中で、現状の自分の論文の問題点や、課題を見つけることができ、さらに卒論で重要な序論の構成の手助けをしてくださりました。
このようなじっくり時間をかけた議論は、お忙しい教授の方々とはするのが難しいのでチューターさんのサービスには大いに助けられました。
このようなチューターさんや専門員の方と論文執筆に関して相談をすることができる施設では、必ずしも自分の専門とは重ならない方と相談することになります。論文執筆の相談は行うことができても、専門的な知識を得るのには不向きです。
「この人のこの時代の活動を知りたい」「この研究に関してのいい資料を知りたい」というような具体的な知識の相談は、卒論の指導教授に聞きにいきましょう。
他のゼミ生、学生の様子を探ってみよう
卒論はもちろん、自分自身で行うものではありますが、必ずしも自分一人で全くの孤独で行う必要もありません。時には、他のゼミ生や学生に卒論の進捗状況を聞いてみるのも良いと思います。
というのも、他のゼミ生を比較することで、自分の進捗状況、自分の卒論の展開が間違えていない確認することができたり、お互いに共有できる資料が見つかるかもしれません。
また、自分が卒論が進んでいなくてやばいと感じている時は、他の人も同じようにやばいと感じている状況であると思います。
自分だけやばいと感じているわけではないという事実があるだけでも、安心することができます。
同じことをしている仲間がいるという意識があるだけでも、「やばい」っていう焦燥感は薄れていくね。
他のゼミ生の卒論を読んでも、同じ内容の文章を卒論には書いてはいけません。最悪の場合、剽窃にあたり、卒論が却下されます。
アカデミックライティングを勉強できる本を購入するのもアリ!
- そもそも大学生活でレポートなんてちゃんと書いてこなかったから、文章の構築の仕方なんてわからないよ!
- 文章なんて書けない!書き方を知らない!
- そもそも卒論って何?
というような、卒論を書く前段階でつまづいている方は、卒論の書き方や大学のレポートの書き方を紹介している書籍を購入してみてはいかがでしょうか。
本来は大学生活の前半で学ぶべきことではありますが、卒論を書くまえに改めて振り返ると勉強になると思います。
また、なんとなく卒論が完成したけど、書き方や口調に自信がないという場合にも、校正の手助けになってくれます。
具体的に販売されているレポート、卒論の執筆の参考書は以下のようなものがあります。
このような卒論を書くときに方法を調べることができる書籍は、手元に置いておくと便利です!
卒論を書くときは、自宅で夜に書く場合も多いと思いますが、夜中は学校が相手おらず、ゼミ生にも連絡を取りづらいので、書籍があるといいと思います。
まとめ
卒論って辛いですよね。。わかります。。
でも辛い時こそ、卒論と向き合わなければ卒業することはできません。「卒論がやばい!」と思った時こそ、踏ん張って頑張ってください!
「卒論は書かないと終わらない」と、私の指導教授の方はおっしゃっていました。
確かに、卒論は自分で書かないと絶対に終わりません。大学四年間の集大成です!頑張って書ききっててください!!
- まずは、指導教授に相談に行こう!←最重要
- チューターさんに卒論の相談に行こう。
- 他のゼミ生、学生の様子を探ってみよう。
私は卒論にじっくり向き合っていたら、もっと勉強を続けたいと感じるようになり、大学院に進学することに決めました。現在、フランスの大学院で美術史を勉強しています。興味のある方はこちらもご覧ください。
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