【正確なフランス語の翻訳が知りたいあなたに】状況に応じた仏日、日仏翻訳方法まとめ

  • 読みたい文章があるんだけど、フランス語だから読めない。。
  • この文章、誰かフランス語に翻訳して!!
  • 日本語の文章をフランス語に翻訳したい。

こんにちは。バゲちゃんです。

フランス語を勉強して5年が経ちました。詳しくはプロフィールをご覧ください。

この記事を読んでいる人は、突然日本語をフランス語に翻訳しなくてはいけなくなった人、もしくはフランス語を日本語に翻訳しなくてはいけなかった人なのではないでしょうか。

そういっても、身近にフランス語を理解できる人なんて、そうはたくさんいません。英語を理解できる人の10パーセントもいないのではないでしょうか。

英語とは異なりフランス語は義務教育で習わないため、突然フランス語の文章に出くわしても「全くわからない!」「全く読めない!」となってしまうのも当然です。

わたしもフランス語初学者の頃は、フランス語の文章を読むことも書くことも、もちろんできませんでした。

そんな「緊急フランス語翻訳必要事態」になってしまった人のために、オススメのフランス語の翻訳方法をこの記事では紹介しています。

「フランス語をすぐに日本語に訳す必要がある!」「日本語をフランス語に訳したい!」という方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

なお、フランス語の翻訳が必要な状況に応じてオススメの方法の紹介をしているので、よかったら目次から飛んでいってください。

状況別の日仏翻訳、仏日翻訳のオススメの方法

フランス語の翻訳をしたいというときは、フランス語を日本語に訳す必要がある日本語をフランス語の訳す必要があるという場合の二つのパターンだと思います。

特に、日本語をフランス語に翻訳する際には注意が必要です。

この記事を読んでいる方は、主に日本語を母語にする方だと思うので、フランス語を日本語に訳した際には、日本語の表現がおかしかったり、違和感がある場合は自分で修正することができますが、日本語からフランス語に訳す場合、フランス語のミスに気が付きにくくなります。

特に、周りにフランス語を母語とする人がいない場合は、日本語からフランス語に訳す日仏翻訳をする際は注意しましょう。

日仏翻訳:日本語からフランス語へ

正確なフランス語訳が欲しい場合

とにかく、正確なフランス語翻訳が欲しいという場合は、公的な期間が行なっている有料のフランス語翻訳サービスを利用しましょう。

フランス移住や移民際しての戸籍の翻訳や国際的な不動産などの売買契約のような、極めて正確なフランス語訳の文章が必要です。

それに加えて、公の書類となるため、誰でも翻訳することができるというわけではなく、公的なサービスに頼むのが無難です。

具体的には、アンステチュフランセ東京にある翻訳サービスのようなフランス大使館から認可を受けた機関では、戸籍謄本のような重要書類の翻訳を行なっています。

詳しくは、アンステチュフランセ東京のウェブサイトをご覧ください。

しかし、このような公的なサービスによる翻訳は、大量に文章を翻訳するとなると料金がかなりかかってしまうので、動画のテロップ作成、日本語の冊子のフランス語訳というような文章の翻訳には向いていません。

大量にフランス語を翻訳したいという方は、アウトソーシングのサービスを利用しましょう。

例えば、クラウドワークスというアウトソーソングサービスの場合、フランス語話者の方とやりとりをして、文字数や記事数に応じた値段で翻訳を行ってもらうことができます。

また、翻訳をしてくれる委託主も多く登録していらっしゃるので、比較を行いながら、検討をすることができます。

無料で翻訳したい場合

「文章で何をいっているか伝わればいい」、「公の書類ではないので厳密な正確性を求めてはいない」という場合は、日本語に興味があるというフランス語話者の方に翻訳を頼むのがいいでしょう。

言語交換、ランゲージエクスチェンジという言葉で検索すると、フランス語話者と日本語話者がお互いの言葉を教え合うために、カフェなどで開かれるミーティングに参加することができます。

また、近年では「Hello Talk」のような言語交換アプリが発達しているため、アプリケーションを利用して世界中のフランス語のネイティブの人に翻訳してもらうこともできます。

このようなサービスを利用しているフランス語話者の方で日本をご理解している方は、日本語の文章を積極的に読みたい、日本の文章を翻訳してみたいという方が多いので、多くの場合、無料で翻訳をしてくれます。

しかし、このような言語交換のサービスでは、大量の文章の翻訳はお願いしにくく、無料で翻訳してもらうため正確性に疑問がある、というような注意点もあります。

また、通常の文章量の翻訳をお願いするときも、きちんとお礼を伝え、誠意を見せることが重要です。

日本語をフランス語に翻訳するときの注意点

最近は、Google翻訳が発達しているから、Google翻訳でコピペして翻訳しちゃえばいいじゃん!とお考えの方もいるかもしれませんが、現段階ではGoogle翻訳で日本語をフランス語に翻訳するのはオススメできません。

というのも、Google翻訳の日仏翻訳は、現段階で日本語からフランス語に訳す場合、日本語を過不足なくきちんとフランス語に訳すことができるレベルには達していないからです。

どうしても機械で行うという性質上、日本語の語句をそのまま訳してしまうことになり、フランス語に訳した結果、意味が伝わらない文章になってしまったということになりかねません。

筆者

以前、日本語をGoogle翻訳で丸々フランス語に翻訳した文章をフランス人の友達に送ったことがありましたが、自分の言いたかったことをあまり理解してくれませんでした。

もちろんフランス語話者の友達にメールを送る場合は、文章中にミスがあってもいいかもしれません。

しかし、これからフランス語話者の顧客を取り込みたいと考えているお店の紹介や記事を翻訳するなど、ちゃんとしたフランス語の文章に訳す必要がある場合は、生きているフランス語話者にお願いする方が無難です。

仏日翻訳:フランス語から日本語へ

正確な翻訳が欲しい場合

フランス語から日本語に文章を訳す場合でも、正確な文章が欲しい場合は、先程の日本語をフランス語に訳すときと同様、有料のサービスを利用するのがオススメです。

フランス語は英語と比較すると、文脈に応じた表現が多く出てくるので、ある程度フランス語を勉強された方でも、日本語に訳すのが大変で、間違った翻訳をしてしまうこともあります。

また、フランス語理解している日本人の方に、仏日翻訳をお願いする場合は、仏検をはじめとしたフランス語の資格を持っているか確認すると良いでしょう。

大体の内容がわかればいい場合

新聞記事やウェブサイトに書いてあるフランス語を日本語に訳したい時のような、大体の内容がわかればいいというときは、Google翻訳が結構使えます。

日本語をフランス語に訳すときは、Google翻訳は使いづらかったのですが、フランス語を日本語に訳すときは、表現に違和感のある文章だとしても、読み手側で内容を大体予想して読み進めることで文章の内容を理解することができます。

わたしが今までGoogle翻訳を使ってきた経験上、仏日翻訳よりも仏英翻訳の方がGoogle翻訳はしっかり翻訳してくれます。

英語を話せる方は、直接フランス語を日本語に翻訳するのではなく、フランス語を英語に訳して英語を読んだほうが楽かもしれません。

万が一、Googleで翻訳された日仏翻訳の文章の中で言っていることがわからなかった箇所があったは、単語と単語を一つずつ辞書で調べることで内容を理解することができるので、オススメです。


まとめ

状況別フランス語の翻訳のオススメの方法

日本語⇨フランス語

  • 正確な翻訳を求めるなら、有料の翻訳サービスやアウトソーシング
  • お金を払いたくないなら、言語交換サイト、サービス

フランス語⇨日本語

  • 正確な翻訳を求めるなら、有料の翻訳サービス
  • 自分で労力をかけられるなら、Google翻訳
この記事を書いた人

フランス語と英語と日本語を話します。美術史を勉強しています。

詳しくはこちらの自己紹介の記事をどうぞ。


関連記事はこちら