フランス留学、どんな服を洋服を持っていくのがおすすめ?服装準備の注意点はある?

「フランスに留学に行く」、「フランス留学の服装が決まっていない」、「フランスの気候が想像できなくて留学の準備が進まない」、という人向けの記事です。

こんにちは。ばげです。フランス在住の学生です。

この記事にたどり着いた人は、フランスに留学に行く人でどんな服を持っていくか悩んでいる人ではないでしょうか。

海外留学に行くときは、現地での生活をしっかり想像してちゃんと準備していくことが必須。ちゃんと準備することができる人は、留学を最大限に充実させることができます。

この記事では、そんなフランス留学に出発する人に向けて、「留学にどんな洋服を持っていくのがいいのか」、「洋服にはどんな注意を払えばいいのか」「具体的にどんな服を用意すればいいのか」を皆さんに紹介しています。

数分で読み終わる記事なので、ぱぱっと読んで留学準備しましょう。

フランスの気候

  • 夏は暑く乾燥、冬は寒く雨が降る。
  • 夏に「カニキュル(熱波)」がきて、数日〜数週間、35度以上の暑い日が来ることも。
  • クーラーがある物件、施設がほぼない。夏の暑さ対策がかなり大変。
  • 冬は寒く湿潤だが、都市部では雪が大量に降ることはあまりない。

フランスの気温は日本の本州の気候とほとんど一緒。めちゃくちゃ暑いことも泣けければ、めちゃくちゃ寒くなるということもないから安心して。

夏はTシャツ、冬はダウンコートにマフラーというような格好で生活することができます。

しかし、フランスにはクーラーがほとんどなく、夏の暑さには「耐える」しかありません。夏の間は汗のせいでたくさん服を変えることになります。

冬は、比較的いろいろなところで暖房を焚いているので、そこまで「寒すぎて死んじゃう」ということはありません。

ポイント
  • フランスの気温は、日本の気温とほぼ一緒。
  • 夏はクーラーがなく、暑さが大変。

フランス留学に持っていく洋服

  • 下着、Tシャツ、一週間分
  • 冬用の暖かい上着、マフラー
  • 履き慣れたスニーカー
  • ズボン2着

下着、肌着が多めだと、洗濯の回数を少なくできる。

フランスに留学に来る場合、最初は学校付随の寮、ホームステイに滞在することになることが多いはず。

寮に滞在する場合、洗濯機は多く場合有料。洗濯機が一回につき○€というように洗濯をすればするほど料金がかかります。

ホームステイの場合、洗濯はステイ先のお家にお願いすることができますが、毎日のように選択をお願いすることはできません。フランスは、水道代、電気代、共に日本よりも高く、洗濯の費用を気にする家庭も多いです。

下着や肌着、Tシャツなど「一回来たら洗う」タイプの洋服はなるべく多く持っていくようにしましょう。

フランスの冬は寒い。しっかり寒さ対策をしておこう。

フランスの冬は日本の冬に比べると、寒さが厳しく対策が必要。1月、2月の極寒期は、最高気温が0度以下になることもあります。

ダウンジャケットに加えて、マフラー、手袋などを持ってくることをおすすめします。

※防寒具はフランスでも買うことができますが、日本で買うよりも値段が高く、時には二倍ぐらいします。

私はフランスに留学に来るときに、あったかいインナーをたくさん持って行きました。

特に長袖のシャツ、長いアンダータイツは冬の必需品になっています。



フランスはファッション大国。現地でも十分に服は購入できる。

日本から服をなるべく持ってくることをお勧めします。

しかし、フランスはファッション大国でもあり、いろんな場所で服を買うことができます。

特にヨーロッパにしかないブランドの服を買いたい!、現地で現地の服を着たい!という方は、フランスで、全身服を揃えることもできます。

またフランスには「ソルド solde」と呼ばれる、フランス政府が定める、2月、7月に行われるセール期間があり、おの期間位は在庫品が大幅値下げされます。

200€くらいしたコート、ジャケットが80€で手に入るなんてことはザラにあります。特に洋服をフランス現地で揃えたい人には、ソルド期間に合わせてショッピングをするのがお勧めです。

服装を選ぶときの注意点

  • あからさまなブランドものは避ける
  • 日本人だとわかりやすい格好はやめる(ゆとりがありすぎる服など)
  • 繊細な洋服、大事な洋服は持っていかない
  • 折りたたみ傘よりも、ウインドブレーカーがおすすめ

フランスの治安を考えて、「高級」「日本人っぽい」服装はやめよう。

「フランス留学中、おしゃれをしたい!」という気持ちはわかりますが、あまり高級ブランドのバックを持ち歩く、高級品で身を固めるということはやめておきましょう。

フランスをはじめとしたヨーロッパの大都市では、スリ、置き引きなどが多発しており、日本人の犯罪被害も多く発生しています。

一度、盗難の被害に遭ってしまて場合は、まず盗まれたものは返ってきません。盗まれた直後に、第三者に販売され、足取りを辿ることができなくなります。

特に、比較的お金を持っていて、犯罪に対しての警戒心が薄い日本人は犯罪のターゲットになりがちです。

日本人にありがちな、「ゆとりを持たせた服」「ブランドのカバン、財布」はなるべく避けましょう。なるべく装飾の少ない格好で過ごすようにすると、犯罪のターゲットになりづらくなります。

フランスの洗濯は荒め。繊細な服、大事な服は持っていかない。

フランスの水は硬水であるのに加え、洗濯機の作りもかなり荒いです。

日本の洗濯機では、少しくらい繊細な服も洗濯機で洗うことができますが、そのつもりでフランスでも選択してしまうと、一度洗っただけでもゴワゴワ、毛玉だらけ、縮むというダメージを受けてしまいます。

繊細な生地でできている服は、手洗いを毎回しなくてはいけなくなるので、大変になります。

なるべく、強い生地でできた服を持ってきて、洗濯の手間を減らせるようにしましょう。

フランスの雨は降ったり止んだり。傘よりも、羽織れる防水ジャケットが便利。

地域にもよりますが、フランスは日本のように「一日中雨が降り続く」というような雨の振り方はしません。

どちらかというと、雨がパラパラと数時間降っては止むというようなタイプの気候をしていることが多く、街を歩いているとわざわざ傘を持ち歩いる人は少なめです。

防水のジャケットを持ってくると、雨が降ったら羽織れて、止んだら小さく折りたたむことができるので、便利です。