
フランスに留学に行く予定の人で、どんなものを持っていけばいいのか、どんな持ち物が必要か知りたい人向け。
まずは、留学にご出発おめでとうございます。留学に出発されるまでにたくさんの準備をしてきたかと思います。
さて留学への出発を控えている頃だと思いますが、留学の準備で一番大切なのが「どんな持ち物を持っていって、どんな持ち物を持っていかないか」という選択。フランスの留学先について、必要な荷物がない、あれを持ってくればよかったたならないように準備を進めましょう。
この記事では実際にフランスで正規留学生として生活している私が重要度別にフランス留学に持っていくべきものをリストで書いています。フランス特有の持ち物などもまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
数分で読み終わると思うので、最後まで目を通してみてください。
準備の前に「どんなカバンで持っていくか」を考えよう。

まず、留学の荷物の準備の前に、どんなカバンで留学に行くのか考えましょう。
フランスには国際便の飛行機でいくことになりますが、飛行機の会社やクラス次第で持ち込むことができる荷物の量が変わっていきます。
全ての荷物のパッキングが終わっていざ出発するというときに「荷物の量が多すぎで追加料金を払わなければいけない」ということにならないよう、まず自分の飛行機の荷物の制限を確認しましょう。
詳しくは、「留学にオススメのスーツケース」の記事に書いてあるのでぜひご覧ください。
※注意点1 荷物はスーツケースいっぱいに詰めないようにしましょう
留学が終わって日本に帰ってくる際にお土産などを入れられるように、行きのスーツケースにはスペースを残して置けるようにしましょう。
目安としてスーツケースの70%くらいを上限に荷物を入れるようにすると、帰りの便もスーツケースを追加しなくて済みます。
※注意点2 国際線の手荷物には液体などの制限がある。
詳しい制限は飛行機のチケットを購入した会社のホームページを見てみよう。(例:JALホームページ)
フランス留学に必要な持ち物リスト

実際にフランス留学に必要なものをリストにしてまとめています。留学一般的に必要なものから、特にフランス留学に必要なものまで網羅しています。
ぜひ、参考にしてください。
留学の超必需品:★★★
パスポートは必須。「スキャンしたデータ」と「紙に印刷したコピー複数枚」も持っておく
交換留学、正規留学のような長期滞在には必須。現地でバイトするときにコピーを求められる
電子チケットの場合もコピーしておこう
現地で必要になる学校の書類、日本の戸籍抄本などもコピーしておく
現地で銀行口座を開くつもりの人も必須。フランスは非接触型のタッチレス決済が主流
言わずもがなの必需品。留学先でも地図、写真などで活躍する。
フランスに長期で滞在する場合は必要
スマートフォンに電子辞書を入れておくと、すぐに調べ物ができる
たまに現金決済しか受け付けないお店(マルシェや美容室など)がある。数百ユーロを持っておくと安心。
せっかくスマホやパソコンを持っていっても充電器を忘れないようにしよう。
フランスの電源プラグは、日本のタイプとは違う。日本の充電器は刺さらない。
留学に持ってくる物:★★☆
フランスは夏は暑く、冬は寒い。日本と同じように四季に合わせた衣服が必要。
現地で使うタオルも持っておこう。特にマイクロファイバーの高機能タオルは、現地で旅行するときにも非常に役に立つ。
フランスでも多くの人は室内で靴を脱ぐ。自分の部屋で動き回るときにも日本からスリッパなどを持っておくとよい。
フランスでも眼鏡やコンタクトを買うことができるが、度が強い場合などは取り寄せになるため、時間がかかる。
※フランスはコンタクトに現地の社会保険が適用される場合がある。
日本でも普段から飲んでいる薬がある場合は持っておこう。
オススメは葛根湯などの漢方薬。フランスにはあまり売っていない。
基本的にスマホに辞書を入れることをオススメするが、試験用に紙の辞書を用意しておこう。
あると便利なもの:★☆☆
ユニクロのヒートテックがオススメ。フランスだとユニクロは高い。
フランスの夏は暑い上に室内にクーラーがついていない場合が多い。荷物に余裕がある場合、日本の熱中症対策グッズを持ってくるといい。
日本のような高機能の日焼け止めは売っていない。フランスの日焼け止めはベタつく。
意外と留学中、旅行中は荷物をどこかにかけておきたい場面が多い。
洗浄力の強いフランスの洗濯機から衣類を守るだけでなく、留学に出発する際に洋服の仕分け袋にもなる
留学で1番かさばる洋服を小さく畳むことができる。特に、ダウンジャケットなどの大きい上着の収納にオススメ。
ホステルに泊まる人向け。カバンにつけておくと防犯アピールにもなる。
ホステルに泊まる人向け。フランスの安宿にはトコジラミ(南京虫)と呼ばれる害虫がいる場合がある。
フランスのノートは高価な上に、なぜがサイズが大きく使いづらい。日本のものを数セット持ってくといい。
フランスは書類社会。家賃の領収書や病院の領収書、アルバイトの給与明細を補完しておくためのファイルがあると現地で仕分けがしやすい。
スマホを1台しか持っていないと、盗難にあったときのリスクに備えられない。また、スマホを2台持っていると、日本のSIMとフランスのSIMの2つを使い分けることができる
旅行に行ったときに綺麗な写真を取ることができる。大型のカメラは重くて使いづらい。せっかくの留学なので、たくさん動画、写真をとってSNSに載せよう。
フランスにもあるが、日本のものの方が高品質。フランスの雨は降って止んでを繰り返す。
日本のボールペンの方が描きやすく、お手頃。フランスのペンは滑りにくく高い。
自分のお気に入りの香水がある人は持ってこよう。フランスでは、どんな香水をつけているかという会話をよくする
正規留学・交換留学できている人は、自分の専門分野の日本語の参考書をざっとみ返すときに便利。
持って来なくてもよかったもの:×××
日本の家電は電圧が合わないので、そもそも使用ができない場合が多い。ドライヤー、電気ケトル、電気カミソリなどはフランスで購入した方が早い。どうしてもという場合は小型の変圧器を持ってきてもいい。
フランスは水道水が硬水なため、日本のソープ類は泡立たなく、洗浄力が落ちる。フランスにも安くて品質のいいバス用品が売っているので、到着してから揃えよう。
大体のアジアスーパーに醤油、みそなどは売っている。どうしても持っていきたい場合は、チューブニンニク、山椒のような少し変わった調味料を持っていこう。
飛行機用のネックピローや旅行用の小さく折り畳めるバッグなどを持ってくる人もいるが、行き帰りの飛行機で使用するだけであとは使わないことも多い。カバンの残量と相談しながら決めよう。
まとめ

フランス留学中、日本人留学生が必要なたいていのものは、現地で手に入れることができます。
しかし、日本から持参した方が良いものもありますし、荷物に余裕があるなら持参した方が良いものもあります「なぜ必要なのか」を考え、今一度荷物の点検をしてみましょう。
この記事を参考にして、フランス留学の際に持ち物で焦ることのないよう、しっかり準備しましょう。